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CTやマイクロスコープを用いた精密根管治療

マイクロスコープ

歯科での細かい作業を行う場合、肉眼では見えるものに限界があります。 特に歯髄の入っている部分はとても細く、細い歯髄や、歯髄から枝分かれしている管を見逃してしまうことがあります。 下顎の奥歯に歯髄の細い枝分かれがある確率は、20〜39歳では50%もあるとの研究結果が出ています。(参考文献:A microcomputed tomographic study of canal isthmuses in the mesial root of mandibular first molars in a Chinese population
このような部分の組織が残ってしまうと、そこから菌が増殖し、痛みが出る原因となったり、骨の中に膿の袋ができてしまうことに繋がります。

当院で行う精密根管治療では、CT撮影により、3次元的に歯の神経の位置を調べたり、マイクロスコープを用いて神経の管を探し出すことで、このような治療後に感染を残す可能性を減らすことができます。
従来行われていた根管治療に、最新の器具、技術を合わせ用いることで、より精度の高い治療が提供できるようになりました。


CT画像

CTを用い根管の形態について知ることは、根管治療の成功率に優位に影響するという研究結果も出ています。(独自のマイクロCT研究および上顎臼歯の内外の解剖学的構造に関するメタアナリシス-歯内治療に対する意義-より)


ラバーダムを用いた、精密根管治療

ラバーダム

根管治療を行う際に、器具についている菌や、唾液の中に混ざっているばい菌が、根っこの中に入り込んでしまうことがあります。 当院では、完全滅菌した器具や、使い捨ての器具を用いることで、治療中に感染を起こすリスクを軽減しています。 また、ラバーダムと呼ばれる薄いゴムのシートを歯の周りに装着することで、唾液などの感染の原因が治療部位に触れないように守ることができます。
このような感染を防ぐ処置をすることで、治療後の感染を再発させるリスクを大幅に軽減できます。 日本歯内療法学会のガイドラインでも、根管治療の際にはラバーダム防湿を行うことを推奨しています。


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歯の根を残す最後の砦「MTAセメント」【自由診療】

MATセメント

歯にはそれぞれ「神経」とも呼ばれる歯髄というものが存在します。むし歯で歯のエナメル質や象牙質が侵されると、むし歯はこの歯髄に達します。むし歯が歯髄に達すると、激しい痛みを伴いながら歯髄が侵食され、歯髄炎や根尖性歯周炎という病気になり、治療が困難になっていきます。

通常、むし歯が歯髄に達すると、この歯髄を取る「抜髄」という処置がなされますが、歯髄を抜いた歯は「失活歯」という活動をしていない歯になってしまいます。数年後には治療が終わっていてもある日突然割れてしまうこともあります。また、生活反応を示さないため感染に弱く、二次カリエス(むし歯の再発)などにもなりやすくなってしまいます。このような場合は、歯を抜かなくてはいけない可能性が高くなってしまいます。
このように、失活した歯は大幅に寿命が短くなります。


MTAセメントとは

image

しかし近年、この抜髄という処置になる可能性がある歯でも、残せる治療法が出来ました。それがMTAセメントを使った断髄という治療です。断髄とはむし歯が進行したところまでの組織を取り除き、MTAセメントによって蓋をすることにより、神経の生活反応を残したまま保存する方法です。もちろん、全てのケースに適応されるわけではありませんが、歯の神経を残す最後のチャンスとしての治療が可能となりました。
(参考文献:半田 慶介, 安田 善之, 斎藤 隆史 2008年 新規直接覆髄剤としてのMineral Trioxide Aggregate(MTA)について北海道医療大学歯学雑誌 ではMTAセメントは神経を残すのに有効な材料として挙げられています。)


歯科医は歯髄を出来る限り残したい

治療風景

前述したとおり、生活歯と失活歯では歯の寿命や耐久性、感染に対する抵抗力が大きく異なります。ですから、我々歯科医師としても出来る限り歯髄を残せるようにしたいというのが本音です。最近では、このことをご存知患者様もおられ、MTAセメントによる治療を希望される方も少なくありません。 しかし、MTAセメントは万能ではありません。MTAセメントによる治療が可能かどうかは、歯を削り、むし歯を取り除いてみないとわからないこともあります。ですから、MTAセメントによる治療をご希望されても、むし歯を取りきった際に歯髄を残すことが出来ないとうことも可能性としてあることをご理解頂く必要があります。とはいえ、歯の生活反応を残せるチャンスがあるのであれば、私たちは最後の手段としてMTAセメントをご提案することがございます。しっかり説明を聞いた上で、歯の神経を残したいと思われた際にご決断下さい。


MTAセメントによる治療が可能な目安

歯が痛い女性

MTAセメントが可能な目安としては、「自発痛」があるかどうかが一つのポイントととなってきます。自発痛とは、何もしていないときでもズキズキ痛むことです。自発痛が出始めると、むし歯が歯髄を侵食している可能性が高くなり、MTAによる治療が困難となります。MTAがあるからまだ大丈夫と思わずに、歯に違和感を感じたらいち早く歯科に通うこと、または定期検診に通ってむし歯が進行する前に治療をすることが、歯を守る上では最も有効な手段と言えます。



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精密根管治療のQ&A

Q.通常の根管治療と精密根管治療は、具体的には何が違うの?
A.具体的にいうと、道具・薬品や材料・治療にかける時間が違います。精密根管治療では、保険の制度内で行う根管治療では使用するのが難しい材料を用い、マイクロスコープやCTなどの機材を用いて時間と手間をかけて治療を提供することができます。日本の保険制度の枠で治療を行うとなると、どうしても、最新の研究により開発された材料を使用するのがコストの面で難しくなるため、何十年も前から行われている、昔と同じ決まった治療を行うしかありません。(決して手を抜いているわけではなく、限られた時間と材料でできる限りの治療は行います)
精密根管治療では、使用する材料に制限がないため、より高い効果を発揮する材料を使用することができます。また、根管治療では細い針状の器具を用いて治療を行いますが、器具の先端が破折し、根管の中から取れなくなってしまうことがあります。これにより、感染の除去が不十分になり、治療が終わった後に炎症の原因となっることがあるのですが、精密根管治療ではこの器具を患者様ごとに別で揃えることができるので、ディスポーザブル(使い捨て)の器具が使用できます。そのため、何度も滅菌を繰り返している器具を使用する場合と比べ、破折のリスクを軽減させることができます。
複雑な形態の歯の治療を行う場合は、歯に穴を開けてしまったり、細い根管の見落とし防止、歯質を削り過ぎないようにマイクロスコープを用いたり、CTでの分析を行い、丁寧な治療を行うことで歯の寿命が確率的に伸びる治療を提供することが可能となります。
Q.ラバーダムって何?本当に必要なの?
A.ラバーダムは、治療する歯に唾液や汚れが入らないように塞ぎ、舌や頰の粘膜を傷つけないよう守り、お口の中に、治療で用いる薬品や器具が入ってしまうのを防ぐために、治療する歯の周りにつけるゴムの膜です。治療終了後に歯を残していくためには、感染をできるだけ除去することがポイントとなります。せっかく感染を除去しても、唾液が歯に触れると再び感染を起こしてしまうので、治療の効果が薄れてしまいます。そのため、ラバーダムを用いて、感染のリスクを低減することが、治療の成功につながるのです。ラバーダム防湿を行うことで、治療の成果に差が出るという研究結果は多く報告されています。(※1)
Q.根っこの治療する時は、歯をそんなにたくさん削らないといけないの?
A.虫歯の治療や、歯の神経の治療を行う際に、どうしても避けることができないのは、歯を削るという工程です。
感染した歯質には細菌が含まれていて、これを取り残すと、そこから感染が拡大し、歯が溶かされて脆くなったり、炎症を起こして痛みがでます。
これを防ぐため、感染している歯質を削り取る必要があります。
特に、歯の神経の部分が感染している場合は、感染歯髄をすべて取り除く必要があるのですが、そのために、感染していない部分も削らなければ、治療に使う器具が入れられないので、どうしても歯質を削る量が多くなってしまいます。
歯質をあまり削らずに済ますには、虫歯の早期発見、早期治療を行うことが大切です。
Q.神経抜いたのにどうして痛くなるの?
A.歯の神経の治療には治療中、治療後に痛みを伴うことが少なくありません。
神経の治療といっても、大きく分けると二種類あります。1つは、歯髄と呼ばれる根っこの中の神経が炎症を起こしている場合。もう1つは、歯髄が感染により壊死し、その結果、根の先に感染した組織が作られている場合です。歯髄の炎症の場合は、一回の治療では、完全に歯髄を取りきれてないことが多いです。そのため、残っている部分が感染していたり、歯髄を切断した部分から出血がある場合は、治療の後も痛みが続くことや、痛みがひどくなる場合もあります。この場合は神経の治療が進むに連れ、痛みが引いて来ます。また、残っている神経をとると痛みが発生するため、治療の時に麻酔を用いることがあります。歯髄が壊死したのち、根っこの先に感染が起きている場合は、感染している組織を除去し、根っこの先を薬剤を用いて洗浄することで、細菌を取り除くことで治療を行います。根っこの先の炎症が消えるには期間がかかるので、痛みが続くことが多いです。
Q.根っこの先まで触れないと言われました。どういう意味?
A.歯は人の体の一部なので、形に個人差があります。特に、奥歯の根っこが多い歯は、神経の管の数が違ったり、途中で枝分かれしていたり、根っこがうねうねと曲がっていることもあります。そういった、複雑な形をしている根っこの治療を行うとき、根っこの先端まで金属の細い針状の器具が入っていかない場合があります。また、神経が壊死して時間が経っている時は神経の入っていた部分が石灰化して硬くなり穴がふさがっている場合があります。すでに一度神経の治療をしている歯の場合は、治療の時に根っこ方向とは違う向きに穴が空いていることもあり、そういった場合には、器具を入れたい方向とは違う向きに誘導されてしまい、治療を行うのが困難な場合もあります。
以上のように、根っこの先まで器具が入らない時は、治療後に感染が残り炎症が再発する可能性が高いです。全ての症例で、確実に根っこの先まで治療することはできませんが、マイクロスコープやCTを用いたり、感染を再び起こしにくいような環境を作って治療することで、治療の成功率を上げることができます。

※1 参考文献:Van Nieuwenhuysen JP,Aouar M,D’HooreW


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