医療連携

HOME > 医療連携

【皮膚科の先生方へ】医科歯科連携のご案内

患者様受け入れのお願い

近年、テレビや雑誌などでもよくとりあげられ始めた「金属アレルギー」について報道を受け、歯科においても「ノンメタル治療」を希望される患者様が増加傾向にあります。
そこでよく患者様からお申し出があるのが「金属アレルギーのバッジテスト」のご依頼です。
しかし、医科の先生方もご存知の通り、歯科では「アレルギーのバッジテスト」を行うことができません。
また、ノンメタル治療を行なう際、現在のお口の中の金属を除去するために削る事もあり、一時的にアレルギー症状が出やすくなると言うリスクもある為、患者様には併せて皮膚科を受診して頂くこともございます。

現在、患者様にはお近くの皮膚科に行っていただいてから、お越しいただくようお願いしておりますが、当院としましては、皮膚科の先生方としっかりと連携をとり、信頼のおける医院様にご紹介させていただければと考えております。
そこでアップル歯科クリニックでは、医科歯科連携の一環として、歯科治療における皮膚疾患の患者様をご紹介し、皮膚疾患に関わる歯科治療をご紹介いただける医療機関様と、連携させて頂きたく考えております。

連携と言いましても、さほど日常的にあるものではございませんので、上記のような患者様がおられた場合に、ご紹介させて頂ければ幸いです。

歯科でよく用いる金属

チタンニッケルコバルトクロム水銀パラジウムスズインジウムイリジウム

連携を承諾頂いた場合のお願い事項

  • ノンメタル治療希望の患者様のパッチテストの実施と治療。
  • 金属アレルギー疾患の兆候のある患者様のご紹介と治療。
  • 当院ホームページ上での連携先医療機関としてのご紹介。

ご紹介させていただける医院様におきましては、紹介状(御社フォーマット)のものがあれば(なければこちらのものを送らせて頂きます)そちらをお送り頂けましたら、必要事項を記入の上、患者様にお渡しさせていただきます。

また、貴院からもご紹介いただけるようでしたら、下記紹介状をダウンロード(クリックでPDFが開きます)の上、必要事項をご記入の上FAXの後患者様にお渡し頂き、ご来院いただけましたら責任を持って治療に当たらせて頂きます。

【耳鼻科・呼吸器内科】睡眠時無呼吸症候群に対する歯科療法

睡眠時無呼吸症候群

医科の先生方もご存知の通り、近年、歯科においても睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)に対する口腔内からのアプローチが取り上げられ始め、様々な学会や評論誌で掲載されています。(平成16年から歯科でも保険算定が可能)

睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は日本人で約256万人(人口の2%)と言われています。現在では「国民病」や「現代病」とも言われ、たくさんの患者様が眠れぬ夜に悩まされている病気といえます。
SAS潜在患者の内治療に通われているのは10%程度と言われており、その患者のほとんどが内科・呼吸器内科・耳鼻科を受診されておられています。
前述したとおり、様々な文献から歯科からのアプローチが有効という情報が出ているため、当院におきましてもたくさんのSAS患者様がご来院されています。

アップル歯科がSAS患者への歯科的アプローチをする理由

また、前向きに治療を検討され、当院にご来院頂いた患者様のほとんどは、紹介状を持たれずにお越しいただいております。
つまり、歯科医院ではSASの診断を下す事ができないことから、自由診療にて治療を受けていただいております。
そこで、医療連携によって当院から貴院へ、貴院から当院へと患者様により適切な診断と治療を受けていただきたく考えています。

SAS患者様への具体的な歯科的アプローチ

当院で行える歯科的なアプローチとしては、

  • 1.顎顔面形態の診断(セファロ分析)
  • 2.口腔内装置による治療

以上2つが主となります。症例によっては外科的な処置が必要な場合ももちろんありますが、その場合は然るべき連携病院(入院設備のある大規模病院・大学病院)への紹介を行います。
図2はNPO法人日本睡眠歯科学会が発表した「閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置に関する診療ガイドライン」から抜粋した論文結果です。図の口腔内装置列の評価時を見ても分かるように、いずれの論文においても大小はあるものの、全ての文献で有用性が認められています。
スプリントの有用性につきましては、山口大学耳鼻咽喉科、村上直子氏らの研究の結果「無呼吸低換気の改善率は80%以上と高い有用性が認められた。自覚症状についても60%以上に改善があった。いびき指数に関しては、80%以上の症例で治療後にいびき指数が5以下に軽減していた。」 とあります。

具体的な連携方法

連携方法としましては、閉塞性睡眠時無呼吸の患者様で歯科的アプローチが必要な方のご紹介状を記入していただければ結構です。
下記紹介状をダウンロードの上、ご記入頂き、FAX(078)935-9757まで送信して下さい。(念のため、到着確認のお電話を頂けますと幸いです。)
また、当院は予約制となっておりますので、その後患者様に直接ご予約いただくようお願い致します。予約専用電話番号0120-952-118

連携先としてご連絡いただけましたら、当院でのHP・配布リーフレットに提携病院として病院名等をご案内させていただきますので、当院からの患者様も受けれいれていただきますようお願い致します。
また、患者様への歯科的アプローチの説明につきましては、リーフレット(図3)をクリックいただきますとPDFが開きますので印刷してご使用下さい。
必要な場合や、病院での掲示・配布をご検討いただけるようでしたら、印刷したものを郵送にてお送りさせていただきます。(貴院の病院名を追加することも可能です)
また、下記紹介状もクリックいただけますと、PDFが開きますので、ダウンロード・印刷等の上ご利用下さい。(Word版・エクセル版が必要な場合は078-935-9757アップル歯科事務局までご連絡下さい。)

以下の方は、診断によっては歯科的アプローチが不可能な場合があります。

  • 歯周病によって歯が動揺している方
  • 歯がない(無歯顎の方)
  • 重度顎関節症を患っている方など

【病院関係者の皆様へ】周術期口腔機能管理の医科歯科連携について

医科・歯科連携における御院と地域医療への貢献のご提案

アップル歯科クリニックでは現在、医科におけるがん患者様の治療をはじめとした周術期口腔機能管理を承りたく、医療連携先を求めています。
周術期における口腔機能管理においては、医科歯科併設病院のおよそ63%が実施している医科歯科連携の一つです。
加えて、歯科診療所においては、口腔機能管理を実施しているのはわずか35%に留まっており、医科歯科連携が進んでいないことが厚生労働省の調査結果にて明らかにされています。

ところが歯科の標榜がない病院においては、なんと口腔機能管理を実施している病院は、わずか6.7%しかありません。
厚生労働省は現在、医科歯科連携による口腔機能管理にて、より良い治療結果を得られことと、在院日数の削減効果をHP上で公開し、その連携を推進しています。
医療法人社団アップル歯科クリニックでは、こうした厚生労働省の考えに賛同し、地域医療への貢献のため、医療連携による口腔機能管理を行える体制を整えると共に、連携先を求めています。
御院の患者様のがんをはじめとする周術期の口腔ケアによる治療実績の向上と、在院日数の削減ために、是非ご検討の上興味がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

患者様の入院期間短くできるのは、実は歯医者かもしれません

上の表をご覧いただければ分かるように、口腔機能管理を実施する事により、患者様の在院日数(入院期間)がいずれの診療科においてもほぼ10%以上減少していることが認められます。
口腔機能管理のもたらす効果は、口腔に近い領域の治療だけでなく、侵襲の大きな治療にも認められると考えられています。これは術前から術後まで、口腔内をキレイに保つことにより、口腔内細菌からの感染を抑えているためであると考えられます。
この在院日数の削減は、私たちの考える口腔機能管理における大きな効果の一つであり、術後の患者様だけでなく医院側にとってもメリットになり得るのではないかと考えています。
次にお待ちの患者様へのベッドを少しでも早く空けるため、口腔機能管理の導入がまだであれば、ご検討いただければと思います。

なぜ医科・歯科連携が必要なの?(口腔ケアがもたらす医科分野への貢献)

「がん対策基本計画」に歯科のがん治療に果たすべき役割が明記されています。

がん対策推進基本計画 – 厚生労働省

第4 分野別施策と個別目標(抜粋)

各種がん治療の副作用・合併症の予防や軽減など、患者の更なる生活の質の向上を目指し、医科歯科連携による口腔ケアの推進をはじめ、食事療法などによる栄養管理やリハビリテーションの推進など、職種間連携を推進する。

手術療法による合併症予防や術後の早期回復のため、麻酔科医や手術部位などの感染管理を専門とする医師、口腔機能・衛生管理を専門とする歯科医師などとの連携を図り、質の高い周術期管理体制を整備するとともに、術中迅速病理診断など手術療法の方針を決定する上で重要な病理診断を確実に実施できる体制を整備する。

しかし一方で、放射線療法、化学療法、緩和ケア、口腔ケア等のがん医療に専門的に携わる医師や歯科医師をはじめ、薬剤師や看護師等の医療従事者の育成が依然として不十分である他、多様化かつ細分化した学会認定専門医制度になっており、専門医の質の担保や各医療機関の専門医の情報が国民に分かりやすく提供されていないなどの指摘がある。

わかりやすく言うと

  1. 国はがん治療における医科歯科連携による口腔ケアを推進している。
  2. 手術において口腔機能・衛生管理が質の高い周術期管理が合併症予防や術後の早期回復などに貢献するものである。
  3. 口腔ケアを行う歯科医師ががん医療には必要である。

ということになります。

具体的な周術期における口腔ケアが必要な理由)

1.創部感染の予防

口の中の雑菌が体内から感染する事を予防します。図は2007年2月~7月に、頭頚部がん再建手術例の患者に対し、専門的口腔ケアをする前・手術直前・術後1週間の唾液の中の総菌数の変化をグラフ化したものです。
結果からわかるように、菌の数は口腔ケア後に減少し、術後に戻りはしたものの、清掃不良例に認められる糸状菌・紡錘菌・運動性菌・スピロヘータの比率は減少し、健康な成人の口腔衛生状態に近づいた事がわかります。
即ち、口腔内の菌による創部感染のリスクが著しく減少することがわかります。

2.術後肺炎の予防

手術後の患者様の死亡に繋がる要因の一つとして「誤嚥性肺炎」があげられます。
誤嚥性肺炎は主に口腔内の細菌が、何らかの原因で口腔内から肺に取り込まれることで起こることが多いとされ、特に全身麻酔下の治療においては気官にチューブを挿入する際など、そのリスクを伴います。
つまり手術時に口腔内の環境が整っていなければ、口の中にいる細菌が術後肺炎の原因となってしまうというわけです。
上の感染予防の図にもあるように、口腔ケアによる細菌の減少は数値的に見ても明らかなものと言えますので、術前の口腔ケアによる術後肺炎の予防的見地から歯科医師として自信を持ってご提案できるものだと考えます。

3.移植・人工物留置後の感染予防

移植や人工物留置後はほとんどの場合、拒絶反応を抑えるために免疫抑制薬が必要となります。
免疫を抑制するという事は即ち感染しやすい状態になるということですので、病院におかれては空気中の菌や病室・手術室の菌のコントロールには気を使われておられると思います。
但し、医科のみの病院でのコントロールが難しいのがデンタルプラークが原因となる感染症といえます。
歯科医師と歯科衛生士が移植・人工物留置術前後の口腔機能管理を行えば、このデンタルプラークからの感染を、大幅に軽減することが可能となります。

4.口腔合併症の予防

口腔周辺の放射線治療時等に懸念される一つの症状としての口内炎等の口腔内感染症があげられます。
これは図のような口腔粘膜炎のメカニズムによる止むを得ない症状ともいえるため、ほとんどの場合において口内炎が現れると言っても過言ではないかと思います。
口腔内粘膜が強く出てしまうと、食事や飲水が困難になり体力の低下などによる治癒が遅れる原因となったり、時には痛みによる患者のモチベーション低下のために治療が止まってしまう事も考えられます。
この口腔粘膜炎の対策としては、まずは口の中をきれいに保つこと、そして口の中を乾燥させないことなどが基本となりますので、こちらも歯科医による口腔機能管理で有効的に予防やリスクを軽減することができます。
リスクについていうと、感染の最大の原因は図中第4期のバクテリアによるものですが、歯科ではこの第4期にアプローチすることができますので、口腔内のバクテリアを削減することにより、感染リスクを大幅に減らす事が可能です。

5.術後早期経口摂取の開始

術後の口腔機能管理により、口腔粘膜異常や動揺歯への対応、義歯調整等を行うことによって、早期経口摂取の可能性が見込まれます。
早期経口摂取が可能となると、食事の補助や栄養管理など、ナースや助手さんのお仕事も軽減されるばかりか、口腔乾燥軽減やプラークコントロール支援等により術後合併症をも予防します。
もっとも見込まれる効果としては、術後体力の早期回復が上げられますので、早期退院・在院日数の削減にもつながります。

6.気管挿管時のトラブル回避

気管挿管時のトラブルの一つとして往々に考えられるのが「歯のダツリ」もしくはそれに伴う「出血」によるものが上げられます。
歯のダツリは誤飲にもつながりますし、出血は術者の視野を奪うばかりから、出血に混じっての細菌吸引も感染の引き金となる要因の一つです。
術前の口腔機能管理において、医師と歯科医師の連携が可能になれば、こういった挿管時の意図しないトラブルを防ぐことが可能です。

当院が口腔機能管理を推進する理由

理由1私たちアップル歯科クリニックは医院の医院理念として「お口の健康、それはHAPPY LIFEにつながります。あなたの幸せのお手伝い」を掲げています。

これはお口の健康は、患者様の人生の幸福感につながるという意味です。
しかしながら、口腔内の健康だけでは、既往している病気に打ち勝つ事はできないという歯科医療の壁とのジレンマがありました。
そこで偶然国が打ち出した方針がこの周術期口腔機能管理です。私たち歯科医院も、同じ医療分野の一員として、患者様の包括的な治療に参加できるチャンスであると考え、周術期口腔機能管理の歯科部門としての役割を果たせるよう、日々研鑽しています。

理由2平成24年診療報酬改訂より、周術期口腔機能管理が新設されました。

平成24年度から5年間の「がん対策基本法」により、診療報酬に周術期口腔機能管理が新設され保険適用となりました。
これは国が医療分野において歯科が貢献できる場所を与えるものと考えます。歯科は医療の範疇にあるにも関わらず、医科との連携が希薄になりやすい傾向にあります。
しかし、歯科が医科に貢献することで、さらなる医療の発展と患者様の侵襲を抑えた治療の提供に役立つ事が可能であると考えます。
私たちアップル歯科クリニックは、その魁となり、患者様の包括的な治療に関わり、地域医療のお手伝いをする役割を担う歯科医院を目指しています。

理由3アップル歯科クリニックの患者様を、御院で診て頂きたい考えます。

ご存知の通り、歯周病と糖尿病のように、歯科疾患と内科疾患は切っても切り離せない関係にあります。

当院においても小手術やインプラント・歯周外科等における外科処置において、内科疾患に伴い治療が困難になるケースは少ないない事例です。
そこで連携先である医科ができることで、私たちから御院に患者様の糖尿病をはじめとした様々な内科的疾患の治療をお願いすすことができれば、当院としてはこの上ないメリットに成りえると考えます。

当院と医療連携をする貴院のメリット

1.連携に伴い、スムーズに動けるだけの歯科医師・歯科衛生士の確保

当法人には、随時10〜20名の歯科医師と、20名程度の歯科衛生士が在籍しております。
中でも、口腔外科に2年以上勤務経験のある歯科医師が6名、更にはインプラント手術や歯周外科など、外科的処置により日ごろより医療連携を行っている歯科医師が中心となっていますので、口腔機能管理についての理解度も深く、貴院の患者様に応じた口腔内の処置が可能です。
また、衛生士に関しましても前述したインプラント手術や歯周外科に伴う歯周病治療プログラムに参加していますので、中等度から重度の歯周病患者の臨床経験を有する歯科衛生士が複数在職しています。

2.複数の診療所による通院のメリット

医療法人社団アップル歯科クリニックは、現在明石アップル歯科(兵庫県明石市大久保町高丘)と加古川アップル歯科(兵庫県加古川市平岡町土山)、三宮アップル歯科(兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2)の3院があります。
そのため、加古川から神戸まで、患者様の所在地に応じてご通院頂く事が可能です。また、明石・加古川・三宮、それぞれの医院からの訪問診療も可能です。

3.訪問診療チームによる病棟ケアが可能です

前述したように、アップル歯科クリニックは訪問診療も行っております。ですから、入院中の患者様に対する病院内での口腔内機能管理もお任せいただくことが可能です。
こちらも明石院・加古川院それぞれの訪問診療チームがございますので、病院の場所に応じた対応が可能となります。」

4.十分な診療日数と診療時間

歯科では珍しくないことですが、アップル歯科クリニックでは午前・午後とも新規患者様の受け入れが可能です。
また、診療時間も午前9:30~午後18:30まで医院を閉じる事なく診療しておりますので、病院の治療に合わせた口腔機能管理が可能です。

明石アップル歯科について

曜日
診療開始 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30
診療終了 18:30 18:30 13:00 18:30 18:30 17:00

休診日:日曜・祝日

※日曜・祝日診療は右記診療カレンダーをご覧下さい。

診療カレンダー

2024年 12月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4

休診日

日曜・祝日診療

13時迄

明石アップル歯科への
アクセス・地図

明石以外でもアップル歯科の治療を受けられます

明石・神戸周辺のアップル歯科

兵庫県 明石市周辺の歯科

明石アップル歯科

明石アップル歯科

明石市大久保町高丘3丁目3−1

兵庫県 神戸市中央区周辺の歯科

三宮アップル歯科

三宮アップル歯科

神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル3F

その他兵庫・大阪に8つの
アップル歯科があります
友だち追加

Copyight© 2019 Apple Dental Clinic. All Right Reserved.

Page Top