食いしばりが原因の破折に対する骨造成とインプラント治療

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左上 前歯(3番)のGBR(骨造成)とインプラント治療の症例

歯ぎしりの強い方で、歯が割れたということで来院されました。強い歯ぎしりは歯をすり減らしたり歯冠や歯根を破壊するだけでなく、時には歯を支える歯槽骨という骨にも歪を生じさせることがあります。割れた歯をの残根を除去し、骨造成を行った上でインプラント治療を行いました。

メンブレンという特殊な膜で骨を作る処置(骨造成)を行う骨造成です。

Before

Process

After

完成後、骨も十分にできていましたので、埋入したインプラントに最終の歯を被せて完成です。咬合力の強い患者様ですので治療歯や他の歯に影響が出ないよう、今後も担当医としてフォローアップし続けていきたいと思います。

治療の内容 破折した歯の抜歯と骨造成、インプラント治療
期間・回数 1年2ヶ月・9回(カウンセリング・検査を含む)
費用 自由診療:スタンダードインプラント+骨造成 合計 420,000円(税込462,000円)
リスク・副作用
  • インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉そして歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合もあります。また、近接歯牙、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が避けられない方もまれにおられます。術後、3~4日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、殆どの場合、1週間程度で傷口は治ります。
  • 術中に、歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。
  • 術中に、予定していた骨の量が足りない場合には、追加の骨造成が必要になることがあります。(治療代5万円)
  • 喫煙、飲酒は正常な治療の妨げとなります。術後1週間は控えてください。
  • 処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなど一時的な副作用が現れることがあります。
  • インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態(喫煙の有無、喫煙者の協力度、咬合力、咬み合わせ、骨量、歯肉量、歯磨き、メンテナンス)により変化します。
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食いしばりが原因の破折に対する骨造成とインプラント治療 | 公開日: 2011/04/21 | 更新日: 2021/08/18 | by 明石アップル歯科

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