小児・お子様の治療

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アップルKIDSクラブ

お子様の歯を健やかに育てるために

歯をむし歯や歯周病から守る一番の手段は「予防」です。当院には「予防」を目的としてご来院頂いている患者様が数千人単位でおられます。

そんな中、子供の頃の歯医者の治療の痛みや怖さから、トラウマとなってなかなか歯医者に行けず、ボロボロになってようやく治療に来られる方も少なくなりません。

これは患者様だけではなく、過去の歯科医院の治療方法にも問題があったのではないかと思います。アップル歯科では、お子様たちがそんなトラウマを持たずに歯医者とうまく付き合い、健康なお口を保ったまま成長できるよう、キッズクラブを通して様々な取り組みを行っております。お子様のお口の健やかな成長のためにも、アップルキッズクラブをご利用下さい。

こんな特典があります

デンタルノート
歯の成長記録手帳です。定期健診時に持ってきて頂き、治療内容や予防に関するアドバイスなどを記入させて頂きます。
ポイントカード
頑張ってシールを集めて頂いたお子様には、すてきなプレゼントを差し上げます。
虫歯予防教室
歯磨きの大切さや歯の磨き方、ときには歯医者さんや歯科衛生士さんの体験をして、歯をどうやって治療するのかなどを知ってもらうこともあります。不定期での開催となります。
りんご祭(夏祭り)、クリスマス会などのイベント
夏はりんご祭、冬はクリスマス会をはじめとしたイベントをその都度ご案内させていただいています。もちろんどちらも費用は頂いておりません。歯医者嫌いのお子様を無くすため、「楽しい歯医者」を体現するイベントです。

お子様の歯を守るためのハンドブック

乳歯に関する知識や歯の守り方、保護者の皆様ができるお子様の歯の守り方のアドバイスを記したハンドブックです。

当院衛生士が作成したオリジナルのハンドブックですから、他ではてにはいりません。キッズクラブに入っていないお子様にも配布しています。

キッズクラブ会員資格

  • 入会費・会費0円
  • 10歳以下のお子様ならどなたでも大歓迎です!
  • りんご祭りやクリスマス会も無料です

自由診療 料金【小児】

お子様の治療に必要な費用

種類 説明 料金
フッ素塗布 むし歯になりにくように歯のエナメル質の結晶性を高める「フッ素」を歯面に塗布します。
治療期間…1日、治療回数…1回
500円
税込550円

カリエスPMTC
お子様のカリエス(むし歯)予防のためのプロケアの特別なプログラムです。
治療期間…1日、治療回数…1回
3,000円
税込3,300円

はじめよう予防歯科

悪くならないようにする治療

大人の歯は、一度削ったり抜いたりしてしまうと、二度と元には戻りません。たとえ小さく削って小さく詰めても、それはいずれ取れてしまう樹脂や材料です。 ですからアップル歯科では、皆さまにいつまでも楽しくお食事をし、HAPPY LIFE・HAPPY SMILEで過ごして頂くために、悪くなった歯を治療するだけでなく、ご自身の歯、治療した歯を悪くならないよう予防することに力を入れています。
むし歯になった歯を治療する習慣はやめて、むし歯にならないように予防する「予防歯科」という習慣、そろそろあなたも始めませんか?

定期検診

アップル歯科で治療を終えられた患者様のほとんどが、定期検診を受けておられます。定期的にお口の健康状態をチェックしていくことで、前回より悪くなったところが浮き彫りになってきます。早期に発見することで、治療のベストな時期や、治療方法について、様々なご提案ができます。

歯周病予防

定期検診では必ず歯周病予防を行ないます。定期検診だけでなく、診察においても、治療が一段落したり、急ぐ治療でなければ先に歯周病予防を行い、お口の中を良い状態にしてから治療を進めます。

予防メニュー

歯周病予防や定期検診だけでなく、ご自身のリスクに応じたオプションのメニューがあります。そのオプションを+α(アルファ)して頂くことにより、いっそう予防の効果が高まります。

定期検診

定期検診でお口の健康をキープ

当院では、全ての患者様に定期検診によるお口の健康管理、健康維持をオススメしています。実際に治療を終えられた方の多くが、定期検診を受けておられます。

定期検診では、歯周病の予防や虫歯・噛み合わせのチェックを行ないます。これは、お口の健康を良い状態でキープするためには、一番欠かせないことです。定期的にチェックしていくことで、病気の再発や発症を未然に防ぐことができますし、もし、発見されても
4ヶ月に1度の定期検診をオススメしています。
あなたも予防歯科、はじめませんか!

私たちは、担当医・担当衛生士による定期検診、また、個人別データ管理により、あなたのHAPPY LIFEにおけるお口の健康を、全力でサポートいたします。

定期検診でお口の健康をキープ

スウェーデン、フィンランド、アメリカなど、予防先進国といわれる国々では、定期検診率が80~90%と言われています。

それでは日本は何%でしょうか?

平成28年度の調査で52.9%、平成年度の34.1%から比べれば大きく伸びてはいるものの、世界から見れば高いものとは言えません。

過去1年間に歯科検診を受けた者の割合の年次推移(20 歳以上、男女計・年齢階級別)

平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要 31P

この結果、図(1)グラフのように、予防先進国に比べ、日本では高齢者になるほど歯が残っている本数(残存歯数)が少なくなっています。

図(1)

8020運動を知っていますか?

80歳までに自分の歯を20本残しましょうという健康運動を「8020運動」と言います。

そもそも、歯は健康な状態だと全部で何本あるかご存知ですか?親知らずを含まずに、上下全部を合わせて28本あります。つまり、80歳になるまでに9本以上歯を失ってしまうとこの目標は達成できません。

定期検診率が数%とも言われている日本においては、80歳になると平均で15.3本しか歯が残っていないというのが現状です。(※1)80歳で20本の歯を残すには、定期検診は欠かせないことなのです。

アップル歯科では8020運動にとどまらず、予防先進国のその上を目指しています。

アップル歯科公式youtubeチャンネルでも、8020達成に必要な予防について動画で解説しています。是非ご覧ください。

※1)表19.1人平均現在歯数(80~84歳) 男性:15.1本 女性:15.5本 平均:15.3本

定期検診ってどんなことするの?
治療した歯の様子はどうですか?
治療した歯だけにとどまらず、他の歯も新たに悪くなっている所はないかチェックします。
ブラッシング状態はどうですか?
→良くないところはモニター等で見ていただき、あなたに合ったケアの方法kをご提案させていただきます。
歯肉の具合はどうですか?
歯周ポケットの検査をして、歯肉の炎症や出血、ポケットの深さを調べます。
噛み合わせに問題はありませんか?
→かみ合わせに異常や不調和があると、噛みあう歯どうしを傷めたり、歯を支えている骨そのものがダメージを受けたりして、歯の寿命が短くなってしまうことがあります。このようなことを防ぐために、定期的にチェックし、必要があれば噛み合わせの調整を行ないます。また、それだけではなく、必要な場合はマウスピースの作成をおすすめしています。

◎40才以上の方には、ドクターによって「舌ガン・口腔ガン」等の疑いがないか、視診によるチェックも行っております。

予防メニュー

むし歯や歯周病の様々な予防法

歯周病予防以外にオプションもございます。人それぞれリスクが違います。あなたに合ったメニューをプラスαしてはいかがですか?

虫歯予防メニュー

虫歯になりやすい方に

フッ素塗布
お子様の検診におすすめしています。フッ素は虫歯予防に有効です。
フッ素イオン
フッ素塗布よりも効果が大きいです。大人の方におすすめしています。
サリバテスト
ハミガキしているのにすぐ虫歯になる…そんな方におすすめです。まず何が原因かを調べましょう。

歯周病予防メニュー

歯周病が心配な方に

TBI・ブラッシング指導
特に歯垢や歯石がたまりやすい部位や、患者様個人に適した磨き方を指導します。
ぺリオテスト
何が主な原因かを調べ、対策をたてましょう!
3DS
フッ素塗布よりも効果が大きいです。大人の方におすすめしています。
サリバテスト
マウスピースに薬剤を入れてつけることで、お薬の効果を発揮し、菌を減らします。

笑顔に自身を持ちたい方に

見た目の改善

ホワイトニング
歯を白くする施術です。お家でできるホームホワイトニングと当日から白さを出せるオフィスホワイトニングをご用意しています。
ノンメタル治療
金属によって修復した歯をセラミックをはじめとした白い素材のものでやり替える治療です。
ダイレクトボンディング
白い樹脂による治療です。小さなむし歯や見た目の修復などに適しています。

お口の健康、それはHAPPY LIFEにつながります。あなたの幸せのお手伝い

誰もがHAPPY LIFE、楽しくて明るくて快適な人生を送りたい…と願っています。
HAPPY LIFEには、おいしく食事ができ、何の気兼ねもなく人々との会話を楽しむことは欠かせません。
アップル歯科は、治療するだけでなく、皆様の人生におけるお口の健康をトータルサポートさせて頂くためにここにいます。

歯の根の病気と治療

歯の根を治療が必用なとき

虫歯が歯髄まで進行(C3以上)した場合や、根の病気になってしまった場合、根菅治療、すなわち歯の根の治療が必用になってきます。

具体的には、虫歯が大きくなり神経にまで達してしまい、歯髄炎になった場合や、あらゆる要因により歯の根に膿がたまってしまう根尖性歯周炎になった場合です。

歯髄炎

虫歯を放っておくと、虫歯は深くまで進んで神経(歯髄)に達して、歯がしみたり、痛んだりします。 これを歯髄炎と良い、歯髄が細菌に感染してしまったということです。

①むし歯を取り除きます。

②リーマーという器具を使って歯の神経を取ります。

③神経が入っていた空洞をガッタパーチャという薬で封鎖します。

④土台を入れて補強します。

⑤出来上がったかぶせを調整します。

⑥歯科用セメントでセットして治療が終わりです。

根尖性歯周炎

  • 虫歯や打撲などによって、神経が死んでしまった状態。
  • 根の治療を途中のまま期間が経ってしまった状態。
  • 以前に神経を取っている歯から何らかの原因で感染を起こした状態。

①リーマーという器具を使って歯の中に入っている古い薬を取り除きます。

②状態が良くなったら歯の中の空洞をガッタパーチャという薬で封鎖します。

③土台を入れて補強します。

④出来上がったかぶせを調整します。

⑤歯科用セメントでセットして治療が終わりです。

マイクロスコープ【自由診療】

歯科用顕微鏡マイクロスコープ

当院では通常手探りで行われている歯の根の治療(根管治療)を、マイクロスコープを用いて、より確実で正確な治療を目指しています。

マイクロスコープ(手術用顕微鏡)とは

マイクロスコープを使った顕微鏡治療とは、肉眼の3~24倍の拡大視野で治療をおこなうもので、すでに医科領域では脳神経外科をはじめ多くの科で導入されています。
現在、日本の歯科医院においてはまだ2%という普及率ですが、アメリカでは1998年以降、根管治療専門医になるためのプログラムに、マイクロスコープの使用を義務づけています。

マイクロスコープの登場による根管治療の進歩

歯科治療は「手探りの外科治療」とも言われています。実際に目ではみえない細かいところを、手探りで治療しているのが現状です。そして、その精度には限界がありました。
根管治療は歯の中に神経が入り込んでくる、ごく細い管(根管)の中の治療です。この根管は人それぞれで、湾曲していたり、複雑に枝分かれしていたりもします。また、大臼歯などでは根管は3本、4本、と複数あり、そのすべてに完全な治療を行わなくてはなりません。この細かく複雑な根管内に神経組織や細菌が残ってしまうと、時間をかけ細菌が増殖し、骨の中に膿が溜まって歯茎が腫れたりするのです。マイクロスコープはその根管の中を明るく照らし、直接目で視ながら治療ができるのです。
マイクロスコープを使わないと、どうしても歯の根の先端をキレイにするのが難しく、再度細菌感染が起こりやすくなりますがマイクロを使うと根の先端まで汚れがキレイに取れるので再度痛みが出る可能性を低くすることができます。

マイクロスコープによる治療~圧倒的な視える世界の違い~

写真1は、肉眼で根管治療をする場合の視野のイメージです。縮尺は拡大していますが、それでも赤丸の中穴は見えづらいことがわかります。一方写真2はマイクロスコープを使った場合の治療時の写真です。同じ小さな穴が鮮明に確認出来ることがわかります。赤丸の穴は見落とされることもあるような根管ですが、治療時にはこの穴を覗き込み、根管内をきれいにします。

根管治療は、いかに根管とその内部を把握できるかによって治療の精度は変わってきます。マイクロスコープを使うということは、これまで手探りで経験や勘に頼ってきた治療を、目視で行えるという大きなメリットが得られる治療となります。

図1
図2

マイクロスコープを使った治療が有効な例

  • 神経を取ったはずの銀歯で咬むと痛い
  • むし歯になってしまったが何とか神経を残したい
  • 歯の根がズキズキ痛む、膿の匂いがする
  • やむを得ず神経を取ることになっても長期間自分の歯で生活をしたい

その他、神経治療が上手くいかず、何年も歯科医院に通っている方や、歯の神経取る治療で悩まれておられる方、マイクロスコープを用いた根管治療を受けられたい方はお気軽にご相談ください。

歯を抜く前に~自分の歯を大切にしたい貴方に~

歯は一度抜くと二度と元には戻りません。歯を抜く前にマイクロ根管治療を受ける価値は十分にあると思います。当院ではこのマイクロ根管治療で多くの方が歯を抜かずにご自身の歯で今もおいしくモノを食べることができています。

“歯を大事に思う貴方の想いを大切にしたい。”
それが当院の願いです。

自由診療 料金【歯周病】

歯周病治療に必要な費用

種類 説明 料金

ブラッシング指導
日常のセルフケアのための、プロ(歯科衛生士)によるブラッシング指導です。磨けていないところの指摘や磨き方、全体的なケアの方法などを指導いたします。
治療期間…1日、治療回数…1回
30分/3,000円
税込3,300円

スケーリング
歯科衛生士がスケーラーという器具を使って、歯面に沈着したプラークや歯石をはじめとした歯面に沈着したものを除去していく処置です。
治療期間…1日〜2週間、治療回数…1〜4回
30分/5,000円
税込5,500円

ルートプレーニング
歯科衛生士が目視できない歯石の除去を行い、更に歯面を滑らかにし、歯石の再付着を予防すると共に歯肉の再付着を促します。
治療期間…1日〜2週間、治療回数…1〜6回
60分/8,000円
税込8,800円

PMTC
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、プロ(歯科衛生士・歯科医師)による機械歯面清掃です。専用の機器やフッ化物入りの研磨剤などを使い、磨き残しや歯面の汚れを全て落とし、むし歯や歯周病になりにくい口腔内環境を作ります。
治療期間…1日、治療回数…1回
30分/5,000円
税込5,500円
60分/8,000円
税込8,800円

メインテナンス
歯科医師や歯科衛生士による治療箇所の経過観察、歯周病予防、咬合チェック、虫歯チェックを行います。
治療期間…1日、治療回数…1回
60分/8,000円
税込8,800円
クラウンレングス
クラウンレングス
歯冠延長術という、歯肉や歯槽骨を削ることでむし歯や歯が割れている部分を歯肉の上に出し、抜歯を免れるための保存法です。歯茎や歯を支えている骨を削ることでむし歯や歯が割れている部分を歯茎の上に出し、抜歯を免れるための保存法です。

リスク・副作用
・歯茎の位置が下がるため、一時的に患歯周囲に知覚過敏症状が出ることがあります。

治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…4〜6回
30,000円
税込33,000円
fop
FOP
歯肉剥離掻爬術という、歯周病に対し行われる治療で、歯と歯茎の間奥深くにあり通常の器具では除去する事ができない歯石を取り除く際に行う施術です。

リスク・副作用
・歯肉を切開する治療のため、麻酔が切れると強い痛みを感じる可能性があります。
・生活歯(神経のある歯)の場合、術後に知覚過敏の症状が発生する場合があります。

治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…4〜6回
50,000円
税込55,000円
FGG・CTG
FGG・CTG
歯肉移植術という、痩せて薄くなった歯肉や、歯を抜いた後に陥没した部分がある場合に、他の部位から歯肉を移植する歯周外科処置です。

リスク・副作用
・稀に移植した歯肉が生着しないことがあります。
・麻酔が切れると強い痛みを感じる可能性があります。
・内出血の跡が3週間程度出現することがある。
・移植片の採取部位と移植部位の2か所に同時に手術痕が付きます。

治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…4〜6回
70,000円
税込77,000円
GBR・エムドゲイン
GBR・エムドゲイン
骨誘導再生ともいう、失った歯槽骨や顎骨などの骨組織の再生を人工膜や自家骨、骨補填剤を使って骨を造成する治療方法です。

リスク・副作用
・麻酔が切れると腫れや痛みをともなうことがあります。
・人工膜によりできたスペースに細菌が入り込み、歯周病が悪化する場合があります。
・糖尿病や骨粗しょう症などの方には適用できません。
・喫煙習慣がある方は、ほとんどの場合効果をえることができません。

治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…4〜6回
100,000円
税込110,000円

むし歯治療のQ&A

虫歯治療に関するよくある質問

Q.虫歯治療ってどうして痛いのですか?
A.むし歯治療が痛いのは、むし歯を削ると歯の内部にある神経に近づいていくためです。むし歯が大きければ大きいほど、神経に近くなる為治療中の痛みは大きくなります。 当院では、治療中の痛みできる限り小さくする為に、全てのドクターが局所麻酔のトレーニングを積んで治療を行っております。しっかりと効いたことを確認してから治療を行っていきますので、「痛くなかった」とおっしゃられる方は少なくありません。もちろん痛みはゼロにはなりませんが、可能な限りの努力は致します。
Q.なぜ一度治療したところがもう一度虫歯になるのですか?
A.大きく分けて2つ理由があります。
まず、治療されたとはいえ、そこには人工物が詰まっている状態です。噛む力などがかかると、その詰め物や接着剤が劣化し、ヒビが入りそこからむし歯菌が侵入します。むし歯菌の大きさは約1μm (マイクロメートル、 1/1000mm)ととても小さい為、細かいヒビからでも大量のむし歯菌が侵入し、感染を起こすためです。
もう一つの理由は、詰め物ではなく歯そのものにヒビが入ってしまい、むし歯菌が侵入してしまう状態になる場合です。
以上の理由から一度治療したところがもう一度虫歯になってしまうのです。
Q.歯医者さんに行くと小さいむし歯があるけど様子見でいいと言われました。大丈夫なんですか?
A.むし歯を削るか削らないかは、我々歯科医師も悩むところではありますが、歯はできれば削りたくないというのが本音です。
削って詰めるか詰めないかの判断の基準として以下のものがあります。
1)歯の表面を清掃し、乾燥した状態で肉眼もしくはルーペで見てむし歯を認める。
2)冷たいものがしみる、甘いものが痛い、食べ物が詰まるなどの自覚症状がある。
3)見た目的に問題がある。
4)レントゲン写真で歯の 1/3 を超えるむし歯を認める。
5)虫歯になりやすい体質である。例えば、過去にたくさんの虫歯治療をしている、入れ歯が入っている、甘いものを頻繁に飲食する、お口の中が乾燥している、等々です。
こういった基準を念頭に置きつつ、ケースバイケースで判断します。前述したように、「削りたくない」というのは本音ですので、当院では定期検診による予防歯科を推奨しています。(※1)
Q.歯が抜けてしまったが噛めるのでこのままではダメなのですか?
A.ダメです!!なぜなら歯が抜けた状態を放置してしまうと抜けた歯の隣の歯の寿命が縮んでしまうからです。放置してしまうと結果的に失う歯が増え、治療が必要な範囲も増えていってしまうのです。結果、費用、期間、来院回数全てが増えてしまいます。(※2)

※1)隣接面う蝕の深さはう蝕の進行の目安になる。修復処置は象牙質内に0.5mmより深い病変で考慮し、それより浅い病変では予防処置や再評価を考慮することが推奨される。

口腔がん検診

口腔がんのチェック

当院の定期健診では、40歳以上の方から口腔がんのような症状がないかを併せて行っております。経験豊富な担当医により、口腔内に腫瘍や異物がないか入念にチェックを行います。
また、その他お口のトラブルがないか、徹底的にチェックしますので、気になること等ありましたらお気軽にお尋ね下さい。

口腔がんってどんな病気?

ここで言う口腔がんとは、舌にできる舌がん、舌と歯ぐきの間にできる口腔底がん、歯ぐきにできる歯肉がん、頬の内側粘膜にできる頬粘膜がん、口の天井部分にできる硬口蓋がんなどを指します。
口腔がんは口の中を不衛生にしている方や、虫歯や義歯などで舌や口腔に刺激を与えている人、熱い食べ物や辛い刺激物を好んで食べる人に多くみられる病気です。また、喫煙や飲酒なども罹患する原因となることがわかっています。

口腔がんの症状

初期の状態では痛みや出血などはなく、硬いしこりがあるといった程度の症状がほとんどです。
痛みがない分、自覚症状も薄く、口内炎だと思っていたものがなかなか治らないというケースも注意が必要です。
症状が悪化すると、硬いシコリが触れる程度にまでなり、冷たい物や辛い物、酸っぱい物などがしみだしたり触れると痛みを感じるようになります。
シコリができた場所にもよりますが、がんが大きくなってくると腫瘤が目視できるようになり、指で触れるようになります。
場合によっては摂食が困難になったり、腫瘤から出血をするというような症状が出る場合も少なくありません。

予防と早期発見

明石アップル歯科では、口腔がんを含め、予防に力を注いでいます。口腔がんも早期発見であれば大事に至らないことも多々あります。
実際、当院においてこの1年間ですで2症例の口腔がんを発見し、病診連携により速やかに成人病センターへの紹介を行ない、適切な処置を行いました。
まずは予防し、患ってしまっても早期発見すること。
そのためにも当院では4ヶ月に1度の定期健診をお勧めしております。

自由診療 料金【咬合治療】

咬合治療に必要な費用

種類 説明 料金

咬合治療
通常症例
診断・精密検査を行い、スプリントという装着物(マウスピース)により痛み・炎症の原因の緩和や顎位の調整を行います。

リスク・副作用
・めまいや睡眠障害等が起こる場合があります。
・異物感を感じやすい人は嘔吐感や嘔吐などを引き起こす可能性があります。
・口が閉じきらず、口渇・唇の乾燥、いびきの原因となることがあります。

治療期間…1週間程度、治療回数…2〜3回
50,000円
税込55,000円

咬合治療
難症例
診断・精密検査を行い、スプリントという装着物(マウスピース)により痛み・炎症の原因の緩和や顎位の調整を行います。難症例と判断された場合、通常より精密に、処置を進めていきます。

リスク・副作用
・めまいや睡眠障害等が起こる場合があります。
・異物感を感じやすい人は嘔吐感や嘔吐などを引き起こす可能性があります。
・口が閉じきらず、口渇・唇の乾燥、いびきの原因となることがあります。

治療期間…1〜2週間程度、治療回数…3〜5回
100,000円
税込110,000円

調整料
スプリントの調整や経過監察、顎位・咬み合わせの高さ調整などを行います。 1回/5,000円
税込5,500円

短期集中歯科治療【自由診療】

静脈内鎮静法を使った集中治療

眠っているかのような状態でまとめて治療を進めます

  • 一度に主要な治療を終らせるので、一気に短期集中で快適に治療を受けたい方
  • 歯科恐怖症の(局所麻酔が苦手、治療の音が苦手など)ある方
  • 歯医者が嫌いで歯科治療を敬遠されておられる方

眠っているような状態で治療を行うため、あっという間に終ったと思えます。通常の治療が行えない方に、快適さと満足を提供するための治療です。

短期集中歯科治療は、痛みを伴う治療をまとめて行う治療であり、すべての治療が1日で終わるというものではりません。

治療に関してもセラミック矯正とは違い、一日で咬み合わせを変えるようなものではありません

当院では、咬み合わせの伴わない治療やや将来の歯の健康を考慮しないセラミック矯正はお受けすることはできませんが、咬み合わせや将来的に長持ちすることを前提とした治療であれば、短期集中歯科治療と合わせて、治療期間の短縮を図ることは可能です。

短期集中歯科治療は、麻酔+歯科医師の拘束時間に応じた費用+補綴(治療)代をお見積りにてご提示致します。カウンセリングを通じて患者様ごとの悩みやご都合を考慮し、オーダーメイドの治療法をご提案しています。

鎮静麻酔一式:半日100,000円~
(税込110,000円)

別途処置費用(自由診療)が必要です。

今まで怖くて歯科治療が受けられなかった方、お忙しくて何度も通う時間が取れない方、お気軽にご相談下さい。

痛みを抑えた歯周病治療(自由診療)

歯石取りが苦手な方

痛みが苦手・怖い人の歯周病治療・予防として、痛みの少ない「ペリソルブ」という薬剤を使った治療があります。

これは、歯周病の原因となる歯垢や歯石を薬剤で融解・殺菌して病巣を取り除くという方法です。これを使うことにより、より痛くなく・低リスクでの歯周病治療や予防が可能です。その効果は論文でも認められています。

本研究の結果は、エアポリッシュまたはペリソルブ®の適用により、細胞の生存と根表面でのPDL細胞の拡散が可能であることを示しています。

ペリソルブは、歯垢や歯石に薬剤が作用し、溶かした上で掻き出すという歯周病治療です。歯周病治療では、超音波の器具や、刃のついた特殊の器具を用い、歯石などの汚れを物理的に取り除く方法が行われます。
通常の歯石取りは、機械の振動や刃物のようなもので歯石を取り除くわけですから、多少なりとも痛みを感ることがあります。しかし、ペリソルブを使うことでその硬い歯石を融解するので、歯肉を傷つける可能性の少ない歯周治療が可能です。更に歯肉を傷つけにくいことから治りも早く、歯肉炎の腫れなども早く引きます。

出血を少なく感染のリスクを低くします

歯周病治療は、歯ぐきの中の歯石を取る際に出血を伴うことが多々あります。出血があると歯石を除去する際に歯石や歯垢内の細菌が飛散し、歯肉から雑菌が血管に侵入すると全身疾患に繋がったり、細菌を吸い込むことで誤嚥性肺炎の発症の原因となることもあります。ペリソルブを使うことで痛みと共に出血を防ぐことが出来るので、当然ながら感染のリスクも下がります。さらに、ペリソルブの殺菌性により歯石自体も塗布することで殺菌してくれます。口腔内や体内への感染を最小限に低くしてくれる治療です。

ペリソルブの塗布

軟化した歯石の除去

歯肉の回復

咬み合わせ治療のQ&A

咬み合わせに関するよくある質問

Q.正しいかみ合わせってどんな咬み合わせですか?
A.歯の本数は通常欠損のない方で28本(親知らずを除く)あります。その上下14本ずつの歯が、均等に噛んでいることが望ましい咬み合わせといえます。更に見た目でいうと、前歯の真ん中が体の中心にあり、左右正面から見て歯が凸凹でなくきれいに並んでいる状態が「きれいな歯並び」といえます。
よくない咬み合わせの場合、例えば奥歯だけで噛んで前歯が当たっていなかったり、右もしくは左側ばかり噛んでしまっていたり、歯がデコボコに並んでいると上下14本ずつの歯が均等に噛んでいないということになります。場合によっては、一部もしくは全部の歯が、上顎より下顎の歯の方が前に出てしまっている方もおられます。
このような良くない咬み合わせのことを「不正咬合」といい、即座に影響はなくても、歳を重ねる毎にむし歯や歯周病による影響や、咬合力による影響が現れる可能性が高くなります。
一方正しい咬み合わせの方や、正しい咬み合わせに治した方は、清掃性が高くむし歯や歯周病のリスクが不正咬合の場合に比べて低くなり、均等に噛んでいることから咬合力による破壊や破損のリスクも低いと言えます。
Q.咬み合わせが悪いとどうなりますか?
A.デコボコに並んでしまった歯並びは、歯ブラシが届きにくいため清掃性が悪く、むし歯や歯周病になりやすい歯並びといえます。全体的に噛んでいない場合は、噛んでいる部分への負担が偏り、傷みやすくなります。奥歯のみで噛んでしまっている場合は奥歯から悪くなり、奥歯から歯を失ってしまいます。奥歯を失うと、噛む場所を失った咬合は徐々に前に崩れていき、歯が全体的に前に倒れてくる状態になることもあります。そうなるとどんどん歯が抜けてしまい、多くの歯を失うこともあります。また、咀嚼がうまくいかないと食物をしっかり噛み砕かずに飲み込んでしまうため、消化器系の疾患を伴うリスクも考えられます。
Q.寝ているときに歯ぎしりをしているらしいのですが、歯ぎしりって歯に悪いのですか?
A.率直に言うとよくありません。歯ぎしりや食いしばりは何度も繰り返すことで歯を削ってしまったり、徐々に根や歯冠を破壊してしまうこともあるからです。噛む力が歯に伝わる瞬間というと、通常食事を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は就寝中の歯ぎしりや日中の歯牙接触癖(Tooth Contacting Habit : TCH)にも注意が必要です。そのうちご家族の方に指摘されて歯医者に来られるのが、就寝中の歯ぎしりです。歯ぎしりは、実は覚醒時(日中起きている時間)の最大随意咬合力(意識的に最大のちから出咬むこと)よりも睡眠時の方が大きかったという研究結果も出ています(※1)。それほどの力が一瞬ではなく何度も継続的にかかるのですから、いくら丈夫な歯の持ち主でも経年により壊れたりヒビが入ることも想像ができると思います。 歯ぎしりがあることをお気づきでしたら、歯科でナイトガード(マウスピース)を作成し、就寝時の咬合力から大切な歯を守る対策を取りましょう。

※1)観測された睡眠時咬合力の最大値は81.2kgfであった.またこの値は,被験者の覚醒時における最大随意咬合力の111.6%に相当していた.

Q.顎関節症と言われたのですが、原因がわかりません。
A.近年、顎関節症は多因子病因説と言われる、原因を特定するのが困難な病気と位置づけられています。そのため、咬み合わせの治療を行っても、顎関節症が改善しないという方もおられます。しかし、咬み合わせや習癖の問題など、ひとつずつ可能性を塗りつぶしていくことにより、その症状を抑えたり、和らげたりすることも可能です。また、不正咬合が痛みの直接の原因でなくても、正しい咬み合わせにすることで、顎の筋肉や関節、靭帯等への影響が弱まり、改善した例もあります。まずはその症状に合わせた治療を行いながら、原因を探り、根治を目指しましょう。
Q.咬み合わせが悪くて肩こりが起こることはありますか?
A.ありえます。だからといって咬み合わせを治したからといって必ず肩こりが治るというわけではありません。
顎の筋肉は、首や肩、側頭ともつながっており、咬み合わせが悪いことにより顎の筋肉が均等に使えていないことから、肩こりや頭痛といった症状につながることあります。 そのため、咬み合わせの治療を行った方や、矯正治療を行った方の中には、肩こりが改善されたという方もおられますが、これはあくまで副産物であり、肩こりの改善のために咬み合わせを治療したからといって、必ず改善するものではありませんのでご了承ください。
Q.歯の根に折れていると言われたのですが、治療できませんか?
A.歯の根が折れた状態を「歯根破折」といいます。多くの場合、歯根破折は抜歯になる可能性が高いです。残念ながら、破折した歯根に対して確立された治療法は現在のところありません。そのため、抜歯後、欠損補綴(歯が抜けた後の治療)を検討する必要があります。破折した歯をそのままにしておくと破折線から細菌に感染し、歯を支える骨が溶け出すことがあります。どうするにしても、早めの受診が必要です。

お口の健康相談会について【介護事業者の皆さま】

お口の健康相談会

対象者
介護が必要で歯科医院への通院が困難な方、あるいはその介護事業者
費 用
お口の健康相談会の費用はいただいておりません

アップル歯科クリニックでは、介護事業者の皆さまや、その他個人・団体向けに、「お口の健康相談会を行っております」。相談会では、要介護者向けの講和や、介護者お一人おひとりの口腔内検診など、ボランティアで行わさせていただきます。相談会の場所は介護事業者様にご提供いただき、こちらが赴きお話させていただきます。ただし、相談会の申し込みエリアは、当院から半径16キロ圏内の事業者様のみとさせていただきます。

お口の健康相談会を受けられた方には、お一人ずつにお口の健康状態をお知らせする用紙を作成しますので、今後の口腔ケアにお役立ていただきます。お口の健康状態のお知らせには、現在の患者様のお口の中の環境の問題点を、改善策のコメントを添えて記載いたします。

小児歯科についてのQ&A

お子様の歯の治療に関するよくある質問

Q.歯磨きはいつから始めたら良いですか?
A.乳歯は生後6~8ヶ月頃から生え始めます。生え始めたら歯磨きを習慣づけるために膝の上に仰向けに寝かせて口の中をみる練習から始めます。それができればほっぺたや口の周り、唇、歯茎と触っていき口の中を触られることに少しずつ慣れさせていきましょう。
Q.仕上げ歯磨きのやり方とどのような歯ブラシを使えば良いですか?
A.歯ブラシは毛先の部分は乳歯2本分の幅くらいが磨きやすいです。柄の部分は本人磨き用では柄の部分が短くお子様が持ちやすいものを。仕上げ磨き用では大人が持ちやすく磨きやすいように柄の長いものをお勧めします。磨き方は歯ブラシを鉛筆持ちで1歯ずつ小刻みに磨きましょう。歯と歯の間は歯ブラシを縦に持ち縦磨きを行いましょう。
Q.歯磨きは1日何回でいつ磨けば良いですか?
A.歯磨きをし始めてすぐの時は歯磨きを慣れさせてください。慣れてきたら毎食後行えるようにし、寝る前は必ず仕上げ磨きを行うようにしてください。
Q.乳歯の神経をとって大人の歯に影響はありませんか?
A.乳歯の虫歯が大きいと歯髄炎になり神経をとることがあります。乳歯と永久歯は別の歯で神経も別になるので神経をとることで大人の歯が悪くなってしまうことはありません。虫歯の乳歯を放っておきすぎて根尖性歯周炎になると次に生えてくる大人の歯に影響を及ぼす可能性があります。
Q.指しゃぶりなおりません。どうすれば良いですか?
A. 指しゃぶりをするお子さんは1歳半で全体の約30%、2歳で22%、3歳で21%とされています(※1)。小児歯科の考えから3歳頃までは指しゃぶりは問題ないとされていますが4歳以降も指しゃぶりを行う場合は歯並びに影響が出てくる可能性があるので、指にテーピングを巻いたり苦いマニュキュアを塗ったりして物理的にやめさせたり心の不安を解消させたりします。

※1)平成14年の東京都K区での井上らの調査によ ると,1歳2か月児(393名),1歳6か月児(557名),2歳0か月児(472名),3歳0か月児(695名)における指しゃぶりの頻度は,28.5%,28.9%,21.6%,20.9%

歯のクリーニングについてのQ&A

予防や検診に関するよくある質問

Q.歯のクリーニングって?
A.お口の中の汚れをきれいに落とすことです。汚れは大きく3つに分かれていて歯垢(プラーク)、歯石、着色があります。
歯垢とは大部分が細菌でできていて歯磨きでとることができます。
歯石は取り残した歯垢が唾液と反応して硬く石灰化したもので歯磨きだけでとるのはできません。着色は加齢からくるものとコーヒーやお茶、喫煙などの外部からくるものがあります。家での歯磨きも大切ですが歯石や着色は歯科医院で専門的な器具でしかとれないので定期的に医院でのクリーニングをお勧めします。
Q.クリーニングの頻度はどれくらい?
A.クリーニングの頻度はお口の中の環境によって様々ですが一般的に3ヶ月に一度です。歯科医院でクリーニングする事で虫歯や歯周病の原因になる細菌を含んだ歯垢や歯石が少なくなりますがまた増殖し始めます。その周期が約3ヵ月と言われているので歯垢や歯石がつき始め、虫歯や歯周病にならないように3ヵ月毎にクリーニングをしていきます。
Q.クリーニングでどういうことをするの?
A.クリーニングでは主に歯ブラシとエアーブラシでのブラッシング、歯石や着色を超音波で粉砕して取る超音波スケーラー、超微粒子撥水パウダーと水や圧搾空気を吹き付けることによって汚れや色素を落とすエアフロー、歯と歯の間の汚れを取るフロス、歯間ブラシなどがあります。このような専門的な器具を使い歯科医師や衛生士によってクリーニングをしていきます。
Q.クリーニングって痛くないの?
A.歯茎が健康で引き締まった状態であれば痛みはさほどありませんが歯茎に炎症がある時は痛みがあったり、歯茎から出血することもあります。出血することは悪いことではなく歯茎が健康ではなくて炎症がある状態の表れです。
Q.家での歯磨きは電動歯ブラシの方が綺麗になるのですか?
A.電動歯ブラシにも大きく分けて高速運動電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波歯ブラシの3つに分けられます。電動歯ブラシでも手を動かさないといけないものと手を動かさなくていいものと色々あります。手用歯ブラシと比較して歯垢の除去率が高いという結果(※1)も出ていますが全ての人に電動歯ブラシをお勧めはできません。電動歯ブラシも使い方を誤ると逆効果になります。患者さんの口腔環境や生活環境に合わせて使用する歯ブラシを考えていきます。

※1)電動歯ブラシは、短期的および長期的に手動の歯磨きよりもプラークおよび歯肉炎を軽減します。

Q.奥の歯や重なって生えている歯が磨きにくいです。どうやって磨けばいいですか?
A.奥歯の1番奥の面や歯の位置異常で重なっている所は歯ブラシの毛先が届きにくい部位です。普通の歯ブラシでは磨きにくいのでそのような場所を効率的に磨くためにはタフトブラシを使うと良いです。タフトブラシは日本人にとって馴染みのない道具かもしれませんが、タフトブラシの優位性を示した論文もあります(※2)。毛先が円錐形になっていて狭い部分に入り込みやすい形になっていてペンを持つように握り、歯と歯茎の溝に傾けて当て、小刻みに動かすのが効果的です。

※2)本研究の結果は、タフトブラシの優位性を示した論文もありますが、後臼歯の全部ではないがいくつかの部位でプラークを除去するための有効な道具となり得ることを示唆していた。

予防歯科・定期検診のQ&A

予防や検診に関するよくある質問

Q.予防歯科って何ですか?
A.予防歯科とは虫歯や歯周病になってから行う歯科治療ではなく、虫歯や歯周病にならないように前もって予防することでお口の中の健康を保つことを言います。歯科医院で行うプロフェッショナルケアと家で行うホームケアがあります。近年1年以内に歯科検診を受けている人が52%で、歯ブラシの使用状況やは年々良くなっていて予防歯科の関心の高さが伺えます。

歯ブラシの使用状況の推移(昭和44年(1969年)~平成28年(2016年)、総数(1歳以上)

Q.定期検診では何を行うのですか?
A.定期検診では
  • 治療した歯の様子を見る
  • 適切なブラッシング方法で歯磨きができているか見る
  • 歯肉に状態を見る
  • かみ合わせに問題がないか見る
  • 虫歯になっていないか見る
などを中心に担当医、担当衛生士によって検診を行います。またプロフェッショナルケアとしてスケーリングという歯石とりや歯磨き指導、小さいお子様ではフッ素塗布を行います。
Q.フッ素ってどんな効果がありますか?
A.フッ素とは歯の質を強くし、再石灰化の促進、虫歯菌の酸産生の抑制を行います。特に乳歯や生えてすぐの大人の歯にはフッ素は効果的で虫歯になりにくい強い歯を作ります。大人にも効果的ですが特にお子さんに効果を発揮します。
Q.予防歯科や定期検診って保険で受けれるの?
A.基本的には自由診療となります。しかし、当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」認定医院ですので、フッ素塗布・歯周病の安定期治療、検査や歯石除去、歯の清掃など中等度以上の歯周病に罹患した患者様に対し病状の安定を維持するために実施する保険で受診頂くことが可能です。
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