痛みに対するこだわり

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麻酔注射の手順

治療時の痛みを抑える麻酔の工夫

痛みを緩和するための麻酔が痛くては元も子もありません。痛みを感じにくい注射の手順をご紹介します。

表面麻酔

針を刺す場所の歯茎の表面を麻痺させます。左の写真のジェルを歯ぐきに塗って表面を麻痺させます。

極力細い針の使用

極力細い針を使うことで、注射の痛みを減らします。針が細いほど刺す痛みを感じにくいのです。アップル歯科では、現在最も細いといわれる35ゲージを使っています。

麻酔薬の温度管理

麻酔薬の温度を体温と同じ位に温めることで、薬液を注入する際の刺激を減らします。特に冬場に活躍します。

電動麻酔による痛みの軽減

電動麻酔器のIC制御で一定の圧力・速度で麻酔を注入するので、痛みの少ない注射を可能にします。Dr.のテクニックに差がでにくく、小児歯科でもよく用いられています。

歯科医師のテクニック

痛に配慮した麻酔には、歯科医師のテクニックも必要です。麻酔の際に、針を動かさず歯茎を振動させて針を入れることにより、刺入の痛みを減らします。薬液を注入する速度も、ゆっくり、一定に保つことで刺激を減らします。アップル歯科では全ての歯科医師が「痛に配慮した麻酔」のテクニックを身に着けて初めて診療に当たることができます。

あなたもアップル歯科クリニックで「痛みに配慮した麻酔」を体験してみてください。

小児歯科

お子様の歯の治療について

「歯医者嫌い」にさせないために

アップル歯科クリニックでは「仲良し治療」をコンセプトにお子様一人ひとりのペースに合わせて治療を行なっています。痛がったり、怖がっているお子様に強引な治療を行ってしまうと、それがトラウマとなり、歯医者嫌いになってしまうこともあります。歯医者に通えなくなったお子様はむし歯が出来ても治療に通わず、どんどん感染・進行して手がつけられなくなることもあります。緊急性がな場合は、徐々に歯医者に慣れてもらうところから始めます。
また、将来的にむし歯の治療痕や銀歯のない健康的なお口を保つために、子供の頃から予防に通うことを推奨しています。
一緒にお子様の歯を守り、育てていきましょう。

仲良し治療のポイント

  • 嫌がっているときに治療は行いません。
  • お子様の成長に伴い、無理のない治療を行います。
  • まずは、コミュニケーションを重視し、 初診から抜歯や削ったりはしません。
  • 虫歯を作らないような治療を行います。

当院での小児歯科治療の流れ

  1. お話をうかがいます。
  2. 「普段の生活の中に虫歯の原因が隠れてるかも!」
    子供と楽しみながらハミガキ練習、フッ素を塗ります。
  3. 機会を身近なもの(電車・掃除機etc…)に例え、見て・触って慣れてもらいます。
  4. 定期的なフッ素塗布、虫歯のチェックも行ないます。
    成長に応じて歯並びのチェックも行ないます。

3才までのお子様の歯

幼少期の乳歯について

乳歯は、なぜ大切なのでしょうか?

乳歯は生後8ヶ月ごろから生え始め、3歳くらいまでに、上下あわせて20本生えそろいます。乳歯を使う期間はすごく短いですが、その間に乳歯が果たす役割は重要です。
「ものをかむ」という歯本来の役割はもちろん、「永久歯が正しく生えるための案内役」という、とても大切な役割をになっているのです。乳歯はすぐ抜けるからと、おろそかにはできません。乳歯を健康に保つことが、一生使う永久歯を丈夫にすることにつながるのです。

あかちゃん(6ヶ月~1才半頃)の虫歯予防

前歯が生え始めたら、歯を磨くことよりも、お口を開けたり歯ブラシの感触になれることを目標に、遊び感覚で磨き始めましょう。習慣づけのためにも、お子様本人にも乳児用の歯ブラシを持たせり、食後に歯みがきタイムを作ると良いでしょう。

1才半~2才児の虫歯予防

お口を清潔に

1日最低2回のお母さん磨きを心がけてください。特に虫歯は寝ている間に作られるので、夕食後(寝る前)は念入りに磨いてください。

離乳食

お母さんの口から、赤ちゃんの口にスプーンなどを介して、虫歯菌が移り、虫歯の原因になることがあります。

飲み物に注意

乳酸菌飲料、炭酸飲料、スポーツドリンク、100%ジュース、コーヒー牛乳などは極力避け、水分補給はお水、お茶にすることです。実は飲み物から発生するむし歯も少なくありませんので注意が必要です。

フッ素塗布

フッ素にもいろいろな種類応用法がありますので、ご相談下さい。

おやつは決まった時間、決まった量に

虫歯の原因になりやすいのは量より糖の摂取する頻度にあります。

虫歯のでき方と進み方

むし歯の進行

C1段階

ほとんど自覚症状がありません。

虫歯がエナメル質(歯の一番外側の硬い部分)までに限られた虫歯です。少しだけ削って、白い樹脂で埋めることで治療できます。

この程度のときに治療をすれば、痛みもあまりなくだいたい1回で治療が終わります。

C2段階

冷たいものや甘いものがしみたり、噛んだときに痛かったりしてきます。歯の内部の少し深い所(象牙質)まで進んだ虫歯です。
虫歯の穴が大きい場合は銀歯、金歯、セラミック等の詰め物で治すことが多いです

歯の内部の少し深い所(象牙質)まで進んだ虫歯です。冷たいものがしみたりすることが多いです。虫歯の穴が大きい場合は詰め物で治すことが多いです。

C3段階

激しく痛むことがあります。
ここまで進行してしまうと、神経を取らざるを得ません。神経がなくなると、歯はもろく掛けやすくなってしまいます。

虫歯が深く、歯の神経にまで達している状態です。この場合は歯の神経を抜いて、根の治療が必要となります。根の治療が終わると、その後に土台と被せを作っていきます。

神経がなくなると、歯はもろくなり、歯の寿命が縮んでしまいます。

C4段階

腐った根だけ残り、根の周囲に膿が溜まることがあるため、口臭もひどくなります。虫歯が大きすぎて、根の中まで虫歯になっている状態のことです。この状態で放置すると、歯に土台を立てて被せ物を入れれなくなってしまうことが多く、また虫歯が他の歯に感染するのを防ぐために歯を抜かないといけなくなります。

歯を抜いた後は、インプラント、入れ歯、ブリッジという3つの選択肢の中から治療を選ばなければなりません。※移植等の特殊な条件を除く

虫歯の原因と虫歯ができる流れ

STEP1

1.口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。その中の一つ、ミュータンス菌が主な虫歯の原因菌です。

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STEP2

2.口の中の菌が増えると、歯の表面にネバネバした物質をつくります。(バイオフィルムと言われています)

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STEP3

3.そのネバネバした物質の中に虫歯菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。

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STEP4

4.歯垢(プラーク)の中の虫歯菌は食べ物の中の糖質を材料に酸を作り、次第に歯を溶かし始めます。これが虫歯です。

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歯周病(歯槽膿漏)とは?

歯周病の治療について

歯周病は感染者数の多い感染症とされており、ギネス・ブックにも掲載されいる、非常に罹患率の高い病気です。また、この感染症は、感染者数が多いだけでなく、歯が抜ける原因の第一位を占めるほど感染によるリスクの高い病気でもあります。

  • 歯周病(歯槽膿漏)は歯を支える周りの組織に起こる病気です。
  • 日本人の場合、歯周病の有病率、20歳代で約7割、30~50歳代は約8割、60歳代は約9割が生活習慣病の調査・統計でわかっています。
  • 歯周病(歯槽膿漏)は、歯を失う大きな原因のひとつです

歯を失う最大の原因は、歯周病(歯槽膿漏)です

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯の歯茎に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる、細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯茎の境目についた歯垢から歯の根元にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していきます。そのままにしておくと、歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病(歯槽膿漏)が進行すると、歯茎が退縮したり、歯がグラグラしたり、痛くて上手く噛めなくなったりします。

歯の周りには、歯を支える色々な組織があり、歯周病にはこれらの組織が細菌に感染して起こります。

第二回 永久歯の抜歯原因調査報告書(8020財団)

歯周病の進行

正常な歯の周りの組織

歯肉炎

歯肉ポケット:2~6mm
歯と歯茎の間の溝に歯垢(=細菌)がたまり、歯茎が炎症で腫れて、歯肉ポケットができています。

軽度歯周病

歯周ポケット:3~5mm
歯茎の腫れが大きくなり、歯周病菌が歯の周りの組織に侵入し、歯を支えている土台となる骨が破壊され始めました。

中等度の歯周病

歯周ポケット:4~7mm
炎症がさらに拡大して、歯の周り骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めました。歯周ポケットもさらに深くなっています。

重度歯周病

歯周ポケット:6mm以上
歯の周りの骨が半分以上破壊され、歯はグラグラです。

歯周病は口臭の原因になります

歯周病では、歯周ポケットが深くなり、そこに歯周病の原因となる細菌が住み着きます。細菌にも種類がたくさんあるのですが、このような深いポケットに住み着くタイプの細菌は強い匂いを放つ物質を放出します(日本臨床歯周病学会 より)。これらは卵や野菜が腐った時に発生するガスと同じような匂いです。 自分の口臭は気づきにくいですが、歯周病にかかっているとこのような不快な臭いがお口から発生しています。

歯周病と体の関係

歯周病は歯の周りだけでなく、歯周病原菌が血液中に入ったりすると、以下のように全身的な病気の原因となる可能性があります。

  • 動脈硬化
  • 心疾患
  • 脳血管疾患
  • 早産や超低体重児出産
  • がん
  • 肺炎
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • メタボリックシンドローム
  • 老化

特に、歯周病と糖尿病はお互いに影響を与え合うことがわかっていて、歯周病にかかっていると糖尿病にかかる確率が2.6倍も上がるといった調査結果もあります。(平成26年(2014)患者調査の概要

咬み合わせの治療とは

咬み合わせ治療とは

正しい咬み合わせについて

歯は通常、成人であれば28本(上下の親知らずを含めると32本)、上顎(あご)と下顎(あご)の歯が噛み合ってお互いの機能しています。理想的な咬み合わせは上顎1本に対し、下顎2本が咬み合う「一歯対二歯咬合」という状態です(図1)。
とはいえ、正常な咬合でなくても、必ずしも問題があるわけではありません。特に痛みや違和感を覚えず、日常生活に問題がなければ気にすることはありません。 しかし、咬み合わせの問題は年齢と共に現れたり、ある日突然症状が出てくることもあります。咬み合わせの治療は、その症状ごとに対応は異なってきます。 痛みや違和感に対し適切なアプローチをすることで、症状を抑えるだけでなくその原因を排除することを目的として行います。
日常生活の中で、お口の病気はむし歯や歯周病だけではありません。「何かおかしいな」と思ったらまずは歯科医師による診断を受けましょう。

咬み合わせの問題によるトラブル

  • 咬合性外傷…咬み合わせにより歯に大きな負担をかけることで歯周組織や顎の骨、歯根膜という歯を覆う膜を傷めてしまします(※1)。
  • 顎関節症…大きな原因としては「顎が痛い」「口が空きにくい」「顎から音がする」等の3つが現れます。そのため、食事や会話に影響することもあります(※2)。
  • 繰り返すむし歯…不正咬合によりブラッシングが難しく、歯垢や歯石が溜まりやすいため細菌が繁殖しやすい口腔内となったり、咬合力により治療後の補綴物の変形が考えられます(※3)。
  • 歯周病…咬合による歯周病の発生は認められていませんが、咬み合わせが悪いと一部の歯に大きな負担がかかり、歯周病の症状を悪化させることがあります(※4)。
  • 歯の欠損…咬み合わせにより歯に大きな負担をかけることで、主に神経のない歯を始めとして、歯の根が割れ、抜歯になる恐れがあります。歯根破折は歯周病、むし歯に次いで3番めに多い歯の喪失原因です(※5)。
  • 治療歯の脱離・破損…強い咬合力や歯ぎしりなどにより、治療歯の補綴物が外れたり割れたりすることがあります(※6)。
  • 咬合関連症…顎の周辺の筋肉は側頭筋とつながっており、肩・背中の筋肉とも密接に関わって来ます。そのため、咬み合わせの問題により肩こり・頭痛・めまい・イライラなどの症状が出ることがあります(※7)。

咬み合わせの治療法

咬合性外傷の治療

咬合性外傷は歯ぎしりや高さの合っていない歯の修復物などが原因となり、特定の歯に異常な力が加わり続けることによって起こる1次性咬合外傷と、歯周病により歯を支える骨が減少することで、通常の咀嚼程度でも受け止められなくなる二次性咬合性外傷の2つに分けれられます。治療法はそれぞれの原因に応じて行う対処療法となり、1次性の場合は咬合調整や修復物の調整、やり直し、ナイトガード(マウスピース)による咬合力の緩和などを行っていきます。二次性の場合は原因が歯周病となりますので、歯周病の治療を行い、状態を安定させるとともに、TBI(ブラッシング指導)によるセルフメインテナンスの見直しや、ナイトガードによる咬合力の緩和などを行っていきます。

咬み合わせの問題によるトラブル

一般的にはスプリントというマウスピースによる治療を行います。明らかに原因が不良補綴の場合は、補綴物の調整などを行います。スプリントによる顎関節症の治療は論文でも広く認められています。(※8)
咬合調整(歯を削って高さや咬み合わせを調節する)も行うことはありますが、一度削ると元には戻りませんので、初期治療での咬合調整は基本的には行わないことが多いです。
場合によっては開口訓練などのご提案も致します。

繰り返すむし歯の治療

むし歯を繰り返すには原因があります。主に考えられるのは、不正咬合による清掃不良や歯の修復物の劣化による不適合、セルフメインテナンス不良などです。 このうち不正咬合が原因であれば、歯列矯正が有効な場合があります。その場合必要に応じて歯列矯正をご提案することもあります。
修復物の劣化も咬み合わせの強さによる影響が考えられます。これに関してはナイトガードやスプリントなどのマウスピースによる予防を行います。

咬み合わせに関わる歯周病の治療

咬み合わせが関わる歯周病としては、2次性の咬合性外傷が考えられます。また、咬み合わせにより歯の一部に大きな負担がかかり、歯周病を悪化させるおそれがあることも分かっています。そのため、歯周病の治療(スケーリングやSRPによる歯垢・歯石の除去)の他に、原因となった咬み合わせの状態を改善する治療を行います。
治療法は咬合の状態によって異なりますが、マウスピースや不良補綴のやり直し、咬合調整などが考えられます。

咬み合わせの問題によるトラブル

一般的にはスプリントというマウスピースによる治療を行います。明らかに原因が不良補綴の場合は、補綴物の調整などを行います。スプリントによる顎関節症の治療は論文でも広く認められています。(※8)
咬合調整(歯を削って高さや咬み合わせを調節する)も行うことはありますが、一度削ると元には戻りませんので、初期治療での咬合調整は基本的には行わないことが多いです。
場合によっては開口訓練などのご提案も致します。

治療歯の脱離・破損

むし歯の治療が正常に行われていても、咬合力の強さにより、修復物が変形したり脱離(取れる)することもあります。この場合、修復物の高さを調整したり、修復物の材料・形状を見直す必要があります。脱離や変形、破損を放置していまうと、その場所は特に虫歯菌が溜まりやすい巣窟となり、二次カリエスの原因となります。むし歯を繰り返すとその都度歯を削る必要があり、どんどん歯質を失ってしまい、最終的には抜歯へと向かう負のループを招いてしまいます。また、むし歯になるのは修復物をしていた歯意外の歯にも大いに可能性がありますので、取れたり・割れたり、隙間を感じたらすぐに歯科に事が大切です。
治療法は咬合の状態によって異なりますが、マウスピースや不良補綴のやり直し、咬合調整などが考えられます。

咬合関連症

咬み合わせに関連して起こるのが肩こり・頭痛・めまい・イライラなどの症状です【参考文献】(咬合と全身の機能との関係)。これは顎の筋肉とつながっている筋肉や、それらをかばおうとして起こる筋肉の緊張、噛み締めによるバランスなどが考えられます。歯科ではこれらの咬合関連症の治療を目的とした治療はできません。しかし、咬み合わせの問題を解決することで、偶発的にこれらが改善することは論文などでも確認されています。肩こりや頭痛が続いてお悩みの方、歯切りしや強い食いしばりはありませんか?咬み合わせをスプリント等で治療することでそれらの悩みが改善される可能性はあります。(※9)

参考文献

※1

※2

※3

※4

※5

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 歯の喪失の原因

※6

※7

※8)スプリントを装着により, 咬合不正者におけるタッピングポイントの『ばらつき』を減少させる傾向が示唆された。

※9)スプリントを装着することによって右回旋であった姿勢が左に旋回して正しい姿勢になった。また、スプリントの装着によって月経困難も回復し、背筋痛や腰痛の再発も認められず、安眠できるようになった

歯ぎしりについて

ブラキシズム(歯ぎしり)

睡眠中「ギリギリ」と不快な音を出してしまう人といえば、頭に浮かぶ人もいるのではないでしょうか?この「ギリギリ」を歯科ではブラキシズムと言い、歯を悪くする原因の一つでもあります。実はこのブラキシズム、就寝中のみと考えている人も多いようですが、日中も日常的に起こっているケースがあります。歯牙接触癖(Tooth Contacting Habit)と言い、睡眠中の歯ぎしりと同じく、歯を噛みしめることにより歯や歯を支える骨にダメージを与えています。
通常、起きているときは上下の歯は当たっていない状態が正常です。食事や発声のとき以外に歯が当たっていると感じたら、ブラキシズムかもしれません。一度歯や歯肉、歯を支える骨に問題がないか、歯科で見てもらいましょう。

歯ぎしりの原因

就寝中の歯ぎしりの原因は、実は現在のところ解明されていません。今の所原因として考えられているのが、ストレス・遺伝・飲酒・喫煙・カフェイン・薬の服用などです。ストレスに置いては、「就職面接」「父子喧嘩」「急ぎの仕事」をしているときはブラキシズムが強く起き、「ハワイで休暇」を送っているときはブラキシズムの発生が弱かったという実験データがあります(※1)。このことから、ストレスがブラキシズムに関わっていることが考えられます。とはいえ、原因がはっきりわかっていない以上、根治療法(悪くなった原因から取り除く治療)は難しいと言えますが、歯科ではその対処療法を行うことで、ブラキシズムから歯やその周りの組織を守る治療を行います。

※1)感情的要因(不安、恐怖、欲求不満、怒りなど)は、筋緊張と口癖を誘発するという点で、TMJ障害の病因に重要な役割を果たします。

歯ぎしりの弊害

歯ぎしりが強い人は、「ギリギリ」という不快な音を出してしまうだけでなく、自身の歯や身体にも影響を及ぼすことがあります。

咬合性外傷

歯ぎしりや食いしばる力によって、歯、や歯ぐき、歯を支えている骨、顎の関節を負傷する、咬み合わせによる外傷を負う可能性が高くなります。毎晩の歯ぎしりにより、特に失活歯(神経を抜いた歯)などがあれば、その応力によって破折(歯の根にヒビが入る状態)する可能性があります。破折すると多くの場合抜歯せざるを得なくなります。

補綴物(詰め物や被せ物)の脱離

歯の修復物は、金属やセラミックが利用されています。銀歯の場合、その硬さから噛み合う歯を傷めたり、繰り返す歯ぎしりによりズレが生じて、不良補綴となり二次カリエスの原因となることがあります。セラミックの場合は金属に比べて硬さはないため、噛み合う歯への影響は少ないものの、歯ぎしりや食いしばる力により割れたりかけたりすることがあります。

知覚過敏

歯ぎしりによってギリギリと上下左右に歯をこすり続けると、歯の表面の組織であるエナメル質が減っていきます。エナメル質がなくなると中には象牙質・歯髄という柔らかい部分が露出し始め、冷たい飲み物や甘い物、歯ブラシ等の刺激によりしみたり痛みを感じることがあります。

歯のすり減り

歯ぎしりには歯を横方向にギリギリと擦り合わせるグライディングと、上下の歯を噛みしめるクレンチングがあります。これらを繰り返すことで歯質は徐々にすり減ってしまい、最終的には露髄といって神経が露出してしまい痛みを伴うことにもなり得ます。
また、すり減りだけではなく時には欠けたり歯冠にヒビが入ったり、そこからむし歯になりおそれもあります。歯に入った亀裂はむし歯・歯の審美障害・歯の破折・歯髄疾患などのさまざまな症状を誘発するおそれがあることが分かっています(※2)。「歯が小さくなった」「欠けた」「ヒビのようなものがある」と感じたら早めの受診をお薦めします。

頭痛・肩こり

歯ぎしりは顎を上下・左右に動かす動作を繰り返します。その動作は無意識であっても筋肉を使っています。人が寝ているときの咬合力は、50kg〜100kgと言われており、ある研究では覚醒時思い切り噛む力の116%に相当するという結果も出ています。つまり、それだけの力を顎の筋肉が発揮しているということです。顎の筋肉は、肩や腰の筋肉にも干渉し、それが原因で肩こりや頭痛に関係することが分かっています。また、筋肉を毎日繰り返し使っていると、身体は筋肉質になるように、顎もそれによりエラが張ったり、口の中に骨隆起という力こぶができたりします。

加えて高齢者では亀裂が破折に進展したと思われる例もみられたが(図1F),これは亀裂線の拡大による歯質の弱体化,唾液分泌の減少による口腔乾燥環境の形成,多数歯欠損による残存歯への咬合力の集中などさまざまな影響を原因とするものであろう

虫歯対策

むし歯にならないためには

むし歯の原因

むし歯は①歯の質、②むし歯菌、③そしてむし歯菌の栄養になる食物(糖)が組み合わさって、むし歯が発生します。

規則正しい生活が決め手!

  • 歯磨きをする。
  • カルシウムをとり強い歯にする。
  • 甘いものを減らす。

むし歯はなってしまうともとに戻すことが難しい病気ですが、ならないように気をつけることでその発生を抑えることができる病気です。

むし歯になりやすい場所

むし歯は、見えないところや歯ブラシが届きにくいところにできやすい病気です。

  • 噛み合わせの面
  • 歯と歯ぐきの境目
  • 歯と歯が接している面

むし歯は全身病の引き金にも!

C4にまでなると根の周囲に膿を持つことがありますが、体の抵抗力が下がると炎症が急に現れ激しく痛むことがあります。これはつまり、体の一部に爆弾を持っているようなものです。

初期むし歯の発見は難しいため、定期検診を受ける習慣をつけましょう!

歯周病(歯槽膿漏)度をチェック!

歯周病のセルフチェック

歯周病(歯槽膿漏)は、全身の健康に大きな影響を及ぼす病気です。
以下のような症状があれば、要注意となりますので、歯科医院の受診をオススメいたします。











2つ以上あれば、要注意!5つ以上は、危険な状態と言えます。できるだけ早く対策をしていきましょう!

6才までのお子様の歯

6歳までのお子様の乳歯について

予防を行い、虫歯を作らない環境を作るのが、この時期です。

どの年齢でも、虫歯の予防の基本は歯磨きです。
虫歯に感染していなくても1日2回、フッ素入りの歯磨き剤をつけてブラッシングしてください。

また虫歯の治療ができるようになるのもこの時期ですが、中にはすでに乳歯から永久歯に生え変わり始め、歯の並び方が複雑になっている場合もあり、実際に隅々まできちんと磨けているとは限りません。
ですから、お子様の「自分でできる」意欲はほめた上で、「できないところはお母さんが」と必ず仕上げをしてあげてください。

それから、虫歯になりやすいリスクに応じて、予防処置をしてもらう事が大事になります。

歯根破折について

歯根破折とは

歯根破折とは、歯の根にヒビが入ったり、割れたりする重症化した咬合性外傷の症状です。歯根破折は外傷(ケガ)でも起こり得ますが、咬合力による歯根破折についての実験的研究の結果(※1)によると、繰り返しの応力による疲労破壊が原因と考えられています。これは永年の咬合力によって小さな亀裂が生まれ、ストレスの蓄積により破折することが多いということです。ですから、年を老えば老うほど破折のリスクは高くなることが言えます。

歯根破折の原因

歯根破折の原因は、前述した通り咬合力と応力の蓄積によるものであると考えられますが、正常な咬み合わせや咬合力では起こることはありません。しかし以下の条件が重なると破折しやすくなります。

  1. むし歯やケガで神経を取った・神経と取った歯の歯牙(コア)が長いもしくは太い
  2. 咬み合わせが悪い
  3. 咬む力が強い・歯ぎしりがある・食いしばりがある

特に神経を失った歯は天然歯のようなしなりが効かなくなり、上や横からの力に対する耐久力が落ちるため、食いしばりや歯ぎしりなどのストレスにより疲労し、最終的に破折する可能性は高くなります。

歯の根が折れると

歯根破折を起こしてしまうと、どのような治療を行なっても予後が悪いため、抜歯の診断を下す場合がほとんどです。ショックを受ける患者様も多く、『抜けるまでそのまま使いたい』という方もおられますが、そのまま放置していると、顎の骨を溶かしたり隣の歯に悪影響など更に多くの歯を悪くしたり失う原因となってしまいます。そのため、残念ではありますが、「インプラント」「ブリッジ」「義歯(入れ歯)」の3つから、抜歯後の治療を検討していただく必要があります。

破折後の症状

歯茎の腫れ

破折の可能性のある歯の周辺の歯肉が、歯周病のように腫れたりブヨブヨになることがあります。

でき物

フィステルというポツリとしたでき物が出来ることがあります。このでき物は膿の出口のようなもので、歯肉の内部で何かが起こっているサインとして読み取れます。フィステルは歯根嚢胞の際にも出現します。

差し歯がグラつく、取れる

差し歯がグラグラし始めれば、破折を疑います。また、何度着け直しても取れる差し歯は歯の根が割れて広がったため、土台が抜けてしまった可能性があります。取れた差し歯に金属の棒などが付いていたら、破折の可能性は更に高まります。

歯根破折の予防法

マウスピース(ナイトガード)を使用する

就寝中、食いしばりや歯ぎしりによる歯にかかるストレスを減らし、歯のすり減りも予防します。また、歯と歯の間の緩衝材のような効果も期待でき、顎関節への負担も減らします。

不正咬合・咬み合わせの治療

不良補綴(合っていない詰め物や被せ物)があれば作り変えや調整を行う必要があります。欠損がある場合は咬み合わせを考えた欠損補綴、不正咬合が原因の場合は矯正治療で咬み合わせを整えることも選択肢の一つとなります。

歯に負担の少ない歯牙

失活歯(歯の神経を抜いた歯)の場合、歯牙(コア)にファイバーコアなどの柔軟性のあるものを選ぶことで歯に優しく、破折リスクの軽減が期待できます。

参考文献

義歯・入れ歯

義歯治療とは?

義歯治療は、加齢や虫歯、歯周病などにより歯が失われたとき、その機能や顔だちを義歯(入れ歯)により回復する治療です。義歯には、失った歯の数や場所により、大きく2種類に分けられます。

全部床義歯

全ての歯を失った場合に用いられます。

部分床義歯

部分的に歯を失った場合に用いられます。残った歯に針金をひっかけて固定します。

義歯の心構え

義歯を作られる際、「義歯を入れればすぐに噛める!」といったお考えは、 少し危険な考えかもしれません。 新しく作られた義歯は、新しい靴のようなもので、 初めは違和感や発音のしづらさとの戦いになります。サイズのあった靴を購入した場合も、靴擦れを起こしたりするのと同様に、義歯も粘膜に痛いところが出てきたりすることがあります。

患者様に、義歯に慣れる覚悟をしていただき、できるだけ不快な症状を取り除いていくことで、おいしくものを食べることのできる義歯の完成となります。

アップル歯科クリニックでは、義歯の違和感を解消するための義歯の種類をそろえております。

あなたににぴったりの義歯を一緒に考えていきましょう。

痛みを抑えるために(保険・自費)

治療時の痛みを抑えるために(保険・自費)

痛みの少ない治療のための工夫

歯の治療はしみるような独特の痛みが苦手という方も多いと思います。
それどころか、小さな頃の歯医者に対するトラウマで、歯医者に通えなくなったという人も少なくありません。

確かに、一昔の歯科医院では、治療することが第一で、患者様の気持ちや痛みは二の次だったところもあったのかもしれません。 しかし、現在では、痛みを感じないように、複数の取り組みをしております。

1.麻酔針を刺す時の皮膚の痛みを消す表面麻酔。

麻酔針を指す時に、どうしてもあの「チクッ」という痛みが苦手な方も多いと思います。 アップル歯科クリニックでは、局所麻酔の前に表面麻酔を皮膚にしみこませる事で、針を刺すときの痛みを抑えるようにしています。 表面麻酔は保険の対象ではございませんので、請求にはもちろん上がりません。

表面麻酔の効果は論文でも確認されています。
表面麻酔剤20%アミノ安息香酸エチルの効果について 重根ら, 歯科薬物療法1982 年 1 巻 1 号 p. 48-52

2.細い針による物理的な痛みの軽減

アップル歯科クリニックで使用している注射針は35ゲージという、非常に細い注射針です。針先の太さがわずか0.2mmと、注射針の中でも極めて細い注射針といえます。
大げさかもしれませんが、蚊に刺されるのと同程度と言われています。
痛点を避けるという観点から考えても、細い針であればあるほど痛みは感じにくくなるのは確かだと思われます。元々は、糖尿病患者さんが、インスリンを打つ際に少しでも痛みを軽減できるようにと開発されたものが33ゲージの注射針で、現在当院で使用している35ゲージは更に細く痛みの軽減にはうってつけの針といえます。

更に細くなりました

2020年2月より、麻酔針が更に細くなりました。従来(2020年2月まで)の麻酔針も33ゲージというとても細い針を使用しておりましたが、更に細い針となります。従来までの33ゲージの針と比べて、約0.3mm細くなりましたが、内径はどちらも0.11mmと同じで、麻酔の注入圧に増加はないため、針が細くなった分だけ疼痛が軽減すると言えます。

肉眼では「ちょっと細い」ということが分かる程度ですが、そのわずかな差が麻酔時に痛みを感じるか感じないかの大きな差を生むこともあると考えます。

3.痛みの少ない局所麻酔の打ち方

痛みを感じなくするための一番の方法は、やはり麻酔です。ただし、その局所麻酔が痛くて苦手という方もいらっしゃいますので、アップル歯科クリニックはこの局所麻酔に最も充填を置いてトレーニングを積んでいます。

主に痛みを感じることが多いのが、麻酔液を注入するときと言われています。しかし、針を刺す場所、注入時の工夫により、その痛みは大幅に軽減することが可能です。

  • 針を刺す場所は、頬粘膜という場所で、痛点が少ない場所にします。
  • 歯ぐきに直接刺すと、凄く痛みますが、頬粘膜に刺しても時間を置けば浸潤していきます。
  • 頬粘膜をゆらしながら刺す事により痛みを感じにくくなります。
  • 麻酔液を注入するときは、強く押し出すと痛みを感じるため、ゆっくり時間をかけて注入します。

アップル歯科では全てのDr.が「痛みに配慮した麻酔」のテクニックを修得しています。

局所麻酔の痛みに関しては以下の論文を参考にしています。局所麻酔注射の疼痛軽減に関する研究 : 歯科用注射針の太さと注射時疼痛との関連 太田ら、松本歯学23:14~18,1997

アップル歯科クリニックでは、麻酔の際の痛みを抑えるために効果的な機器を使用して、患者様の痛みに対するストレスを軽減するよう、以下の機器を使用しています。

痛みを軽減するための振動する電動注射器

組織内に高い振動を与えると痛みを感じにくくするという理論に基づき、注射器を毎分10000回振動させる道具です。8割の患者の痛みが軽減されたという論文もあり、効果が認められている方法といえます。

麻酔液の温度調節機器

実は麻酔液は、体温とほぼ同じ37℃前後で注入すると最も痛みを感じにくいといわれています。このカプリは、カートリッジ麻酔液を痛みが少ないといわれる37℃に温め、保温する機器になります。

注入速度をコントロールする電動注射器

麻酔液を注入する際に最も大切なのが「ゆっくり、同じスピード」で注入することです。これにはやはり歯科医師の修練が必要となりますが、このカートリーエースプロを使った場合、熟練度の満たない歯科医師の場合であてっても、熟練者と同じスピードで麻酔液を注入することが可能になります。

局所麻酔の痛みに関しては以下の論文を参考にしています。小児歯科診療における電動注射器アネジェクト®および局所麻酔剤スキャンドネスト®の使用経験について 船津ら、小児口腔外科 14(1):19−24,2004年

いつの間に麻酔終ったの?

アップル歯科クリニックでは、通常診療の中で、痛みに配慮した治療のための第一の手段を麻酔の打ち方(効かせ方)だと考えております。

だからこそ私たちは、麻酔の打ち方や方法に細心の注意と努力を払い、痛みを抑える工夫をします。目標とするところは患者様に「いつ麻酔を打ったの?」 と聞かれるくらいの軽微な痛みの麻酔を目指します。

訪問歯科診療のご案内

ご自宅・介護施設・病院で歯科診療が受けられます。

訪問歯科診療の流れ

1.ご準備物

(1)健康保険証と介護保険被保険者証をご準備ください。

(2)下記ダイヤルまでお電話ください。

2.ご訪問 ・検診

まずはお口の健康状態をチェックさせていただきます。

3.治療方針のご説明

一人ひとりに合わせた治療方法をわかりやすく丁寧にご説明いたします。

4.治療

ご本人様・介護者様にご了解を得られましたら治療を開始します。

5.定期検診

お口の健康維持のため、定期的に口腔ケアを行ないます。

歯でお困りのことはごさいませんか?
訪問歯科なら自宅で治療できます。

歯周病治療

歯周病は全身疾患に繋がる可能性のある病気なので、早期発見・治療が必要です。

むし歯治療

むし歯は痛みを伴う疾患です。痛みの緩和から補綴治療まで、訪問先にて対応可能です。

抜歯

歯周病やむし歯が進行し、抜歯が必要な場合は、痛みの少ない処置を心がけています。

入れ歯治療

入れ歯が壊れた・合わない場合の修理や、新たに作成のご要望にも対応可能です。

口腔ケア

高齢者の方にとって口腔ケアは、様々な病気の予防にもつながる重要なケアです。

口腔リハビリ

栄養不足や体力低下による感染症等を予防するには、口腔機能の回復が有効です。

誤嚥性肺炎を防ごう

誤嚥性肺炎は高齢者の10人に7人がなると言われる肺炎です。誤嚥性肺炎を防ぐには以下の3つがポイントです。 ①食事の姿勢に気をつける
②食後2時間は体を起こす
③お口の清潔を保つ
訪問歯科ではこの③についての手伝いをプロの手で行うことでリスクを下げます。

口腔ケアで質の高い生活を

「口腔ケア」とは、お口の中を清潔に保つことで、口腔内だけでなく体全体の健康を保つケアのことです。 お口の健康を保つことで、要介護者様の「食べる、会話、笑顔」を増やし、病気の予防や口腔内のトラブルから守ります。

しっかり噛める事が健康の秘訣!?

食事が美味しくなる
お口が健康だと、健康の源である食事が楽しくなります。
病気の予防
お口が健康だと、健康の源である食事が楽しくなります。
若々しくなる
お顔の筋肉を使うことで口元のシワや弛みも緩和されます。
摂食嚥下訓練とは
口や喉を動かす訓練を行うことで、誤嚥を防ぎ、安全かつ快適な摂食状態を作ります。

訪問歯科の費用について

基本費用は保険診療となります。

健康保険

健康保険の一部負担金と同じ扱いになります。

後期高齢者

医療費の1割(または3割)が一部負担金となります。 医療費負担総額の上限を越えたものについては「償還払い制度」により、市町村から超過分の償還払いを受けられます。

障害者

各市町村の減免と同じ取り扱いになります。

介護保険

在宅の場合は居宅医療管理指導費が介護保険の適用 となります。

◆ 料金の詳細につきましては、訪問時にご説明いたします。

◆ 介護保険が適用されますが、ケアプランの対象となる限度額の「枠外」になります。

◆ 他の医療費も含めて、医療費控除対象となります。

対応エリア

私たちは兵庫県の4医院(明石・加古川・三宮・尼崎)、 大阪2医院(梅田・難波)の6医院を運営しており、相談できる、 痛みの少ない治療・親切な対応をモットーとした歯医者です。

体が不自由なため、通院できない方のために、 歯科医師がご自宅や施設に伺って診療します。

※各医院を中心として半径16km以内が訪問可能です。

※訪問先(自宅・施設)の住所に応じて、お伺いできる担当医院をご案内いたします。

12才までのお子様の歯

小学生6年生ぐらいまでのお子様の歯ついて

この年頃になると、ほとんど大人の歯のかみ合わせが、出来上がってきます。

この時期にお口の環境を整えていくことで、健康なかみ合わせの歯を作っていく、大事な時期となります。
定期検診を中心に、かみ合わせの変化を診ていきます。

虫歯をつくらないために

  • しっかりブラッシングできるようになりましょう。
  • 三度の食事をしっかり食べて、おやつは1日1回にしましょう。
  • 虫歯菌に負けない強い歯を作るため、歯科医院でのフッ素 塗布は必ず受けましょう。

虫歯になると、歯科医院で削って詰めてどんなに上手に治療できても、自分の天然の歯とは比べものになりません。まして、抜いてしまったら・・・。
自分の歯で何でもよく噛んで楽しく食事ができ、大きな口をあけて心の底から笑い、美しい表情を保つ・・・そんな「当たり前の毎日」を子供たちに送らせてあげましょう。

歯科衛生士による歯周病へのアプローチ

歯周病の治療について

歯周病で侵される骨や歯茎は、家に例えると、支えとなる基礎です。
シロアリ(=細菌)が棲み付いた家であっては、リフォーム(=詰め物、被せ物など)もできません。
急を要する場合以外は、歯周病治療から開始いたします。
ここからは、私たち歯科衛生士にお任せください。

口腔内細菌の顕微鏡検査

お口の中に棲んでいる細菌を、映像で見ていただきます。細菌の種類や動き方、数、大きさなどを見ることで、大体のリスク判断ができます。

歯周病菌の繁殖した口腔内

正常な口腔内

歯周ポケット検査

歯と歯茎の間にある溝(ポケット)の深さを測定します。歯茎の腫れや骨の溶け具合、歯石の有無などが分かります。

ブラッシング指導

私たちが細菌をコントロールするには限度があります。自宅での正しい歯磨きがあってこその、健康な歯と歯茎です。
いい状態をできるだけ長くキープできるように、正しい歯磨きの方法をマスターしてください。

歯周病治療の実施 2~7回

コミュニケーションを重視し、情報を加味して、患者様に最適な治療を提供できるよう努めています。
歯周病の進行具合により回数が異なるのは、歯磨きをする(=見えている)部分でなく、歯茎に隠れている歯石を取り除く為、数ミリ程度の細かい作業で慎重に行わなくてはならないからです。
もちろん、治療方法や回数などは貴方様と相談しながら治療していきますのでご安心ください。痛がりや怖がりな方でも、安心してくださいね。

むし歯の治療法(詰め物・被せ物)

虫歯治療では、大きく分けて3つの治療方法があります

軽度(C1)

白い樹脂(コンポジットレジンといます)でつめます。治療は1回で終わることが多いです。

中等度(C2)

虫歯が大きい場合は白い樹脂(コンポジットレジン)では治療が難しくなることが多い為、銀歯(保険)、金歯、セラミックといった詰め物を歯の一部に入れることになります。

重度(C3)

虫歯が神経にまで達している場合は、神経をとって、根の治療をした上で歯に土台を立て、その上から歯を模した被せもの(こちらも銀歯(保険)、金歯、セラミックなどがあります)を入れることになります。

重度(C4)

この状態になると、歯は抜かないといけなくなることが多いです。歯を抜かないといけなくなった場合の治療方法はこちらをご覧下さい。

歯の詰め物や被せ物には先ほど述べたような種類があり、ご自身がどのようなお口でいたいか、どのように治療したいかによって選択することができます。(これ以上虫歯ができて欲しくない、自分の元の歯のように綺麗にしたい、費用を抑えたい、などです)

すれ違い咬合の治療

歯が原因で顎や顔の変形でお悩みの方

上顎と下顎に何本か歯か残っているにも関わらず、自分の歯で咬むところがなくなってしまい、バランスの悪くなってしまった状態をすれ違い咬合といいます。すれ違い咬合になってしまうと、「どんな治療をしてもどんどん悪くなる」「顔が歪んだように変形してしまう」「背筋が歪み、姿勢が悪くなる」等の深刻な症状が現れるという特徴があります。たとえば、上顎は右側の歯が、下顎は左側の歯のみ存在していればかむところは無し、すなわちすれ違い咬合ということになります。「欠損歯列の評価とリスク予測(※1)」という論文の中では『重症 な欠損歯列とは従来からいわゆる「すれ違い咬合」症例 と言われている』と記しています。つまり、歯を失った「欠損歯列」の中でも重症であるということになります。同時に、歯科医師に対して『二歩三歩手前で可能な限りさ らなる重症化への流れを止めることが求められる』ともあり、すれ違い咬合による機能不全を起こす前に治療を開始する必要のある咬み合わせと言えます。

すれ違い咬合の原因

すれ違い咬合の主な原因は前述した通り歯を失ったことに起因します。状態としては上は「右側だけ歯がなく、下は右側の歯が残っている」、あるいは「上は左側だけ歯がなく右側だけ歯がなくなっている」場合、もちろんその左右前後対象も同じです。

片側だけ歯が残っている状態で入れ歯をした場合、入れ歯と自然の歯が咬み合うと、自然の歯の力の方が強くなります。また、自然の歯が咬み合っている部分はその部分に集中的に咬合力がかかり、ダメージが蓄積していきます。
それらが原因で、入れ歯がすぐに合わなくなったり、咬合平面という咬み合っている部分が削れて不安定になったり、「顎堤」という残された歯槽骨と粘膜によって形成される堤状の高まりの部分が異常に吸収され顎や顔が歪みはじめ、その影響で姿勢やバランスを悪くすることもあります。

すれ違い咬合を放っておくと

すれ違い咬合を放っておくと、自然の歯と咬み合っている部分の歯肉と下の骨がどんどん吸収され、顎が薄くなっていき、顔つきが変わってきます。さらに、残っている歯も咬み合う歯がないので、支えを失いもろく抜けやすくなります。また、すれ違い咬合のほとんどが難症例となるため、放っておけばおくほど治療が困難になっていきます。

すれ違い咬合の治療法

論文(※1)によると、『欠損歯列は長い時間軸でみると継続的に無歯顎方向に進行する』とあります。つまり時間の経過とともにすべての歯を失っていく過程を辿っているということになります。その対策として『現在の問題解決』『将来歯列を重症化させない対策』を考える必要があるということです。まずは義歯やインプラントなどの治療により、これ医異常悪化しない咬み合わせにすることで、将来的に全ての歯を失うことを阻止する対策となります。すれ違い咬合の場合、通常の義歯では対処できない場合が多く、周りの歯に影響を与えず、単体で歯を支えるインプラント治療は有効な治療法と言えます。

※1)欠損歯列は長い時間軸でみると継続的に無歯顎方向に進行する

ただし、前述したとおり、すれ違い咬合のほとんどは難症例とされており、咬み合せを整えるよう考えられた治療計画が最も重要となってきます。インプラントは咬み合せによっては天然歯を破壊してしまう場合も、その逆の天然歯によりダツリしてしまう場合も考えられます。また、磨り減ってしまった骨にそのままインプラントを埋入することもできなくなるので、早めの治療が大切です。
治療にはなるべく早目のアプローチと、重症化させないための治療計画を考える必要があります。歯が抜けて、顎や自分の顔に少しでも違和感を感じたら、お早めにご相談ください。

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