精密根管治療

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CTやマイクロスコープを用いた精密根管治療

自由診療の歯の根の治療

歯科での細かい作業を行う場合、肉眼では見えるものに限界があります。特に歯髄の入っている部分はとても細く、細い歯髄や、歯髄から枝分かれしている管を見逃してしまうことがあります。下顎の奥歯に歯髄の細い枝分かれがある確率は、20〜39歳では50%もあるとの研究結果が出ています。(※1)
このような部分の組織が残ってしまうと、そこから菌が増殖し、痛みが出る原因となったり、骨の中に膿の袋ができてしまうことに繋がります。

※1)マイクロコンピューター断層撮影スキャンを使用して下顎第一大臼歯の近心根における峡部の解剖学的特徴を調べたところ、20〜39歳(グループA)、40〜59歳(グループB)、そして>または= 60歳(グループC)の峡部を示すセクションの割合は、それぞれ50%、41%、および24%であった。

当院で行う精密根管治療では、CT撮影により、3次元的に歯の神経の位置を調べたり、マイクロスコープを用いて神経の管を探し出すことで、このような治療後に感染を残す可能性を減らすことができます。
従来行われていた根管治療に、最新の器具、技術を合わせ用いることで、より精度の高い治療が提供できるようになりました。

CTを用い根管の形態について知ることは、根管治療の成功率に優位に影響するという研究結果も出ています。(独自のマイクロCT研究および上顎臼歯の内外の解剖学的構造に関するメタアナリシス-歯内治療に対する意義-より)

ラバーダムを用いた、精密根管治療

根管治療を行う際に、器具についている菌や、唾液の中に混ざっているばい菌が、根っこの中に入り込んでしまうことがあります。当院では、完全滅菌した器具や、使い捨ての器具を用いることで、治療中に感染を起こすリスクを軽減しています。また、ラバーダムと呼ばれる薄いゴムのシートを歯の周りに装着することで、唾液などの感染の原因が治療部位に触れないように守ることができます。
このような感染を防ぐ処置をすることで、治療後の感染を再発させるリスクを大幅に軽減できます。日本歯内療法学会のガイドラインでも、根管治療の際にはラバーダム防湿を行うことを推奨しています

前歯の審美改善・回復

前歯のお悩み

見た目の改善・回復を希望される患者様の多くは「前歯」についてです。色・形・隙間など、悩みや色々ありますが、

歯の色のお悩み

黄ばんだ歯や、黒くなった歯、歯に出きた白い斑点のお悩みなど、歯の色に対するお悩み。

歯の隙間のお悩み

前歯の隙間(空隙歯列・正中離開)のお悩み。

歯と歯茎の境目の色

気がつけば出来ていた治療歯の歯と歯ぐきの境目の隙間や黒ずみに関するお悩み。

歯の色に関するお悩み

歯の色に関するお悩みは大きくわけて3つあります。

  1. 歯の黒ずみ(1歯もしくは複数歯)
  2. 黄ばんだ歯や着色のお悩み
  3. 歯に出来た白い斑点のお悩み

歯の色のお悩みの原因は「歯科疾患による理由」「経口物に(食物・薬剤)による理由」「遺伝的な理由」が考えられます。そしてそれぞれの原因や症状によって治療法や対処法は異なってきます。

【1】黒くなった歯のお悩み

むし歯ではなく、歯が1本もしくは半分程度黒くなった歯は、神経の一部もしくは全部が死んでいる可能性があります。この状態から、自然に黒ずみが取れ、元通りになることはありません。失活により黒くなってしまった歯に対しては、以下の方法で治療が可能な場合があります。

また、1歯ではなく全ての歯が全体的に灰色がかった歯や縞模様のある歯を、テトラサイクリン歯といいます。テトラサイクリン歯は、歯を作る0〜12歳ぐらいの間に、テトラサイクリン系のお薬を服用したことによる副作用による変色です。テトラサイクリン歯の場合、軽度であればホワイトニングにより目立たなくなりますが、重度になると天然歯での解決は難しく、ラミネートベニアなどの補綴治療が必要になります。

黒くなった歯の治療法

ウォーキングブリーチ

  • 30,000〜50,000円
    税込33,000〜55,000円
  • 歯の内側から行うホワイトニングです。歯の内側から薬剤をいれ、ホワイトニングをすることで、歯を中から白くする方法です。
  • ただし、歯への刺激が強いため。しみる症状が強く出たり、歯が割れるなどのリスクを伴います。

ラミネートベニア

  • 100,000~130,000円
    税込 110,000~143,000円
  • 歯の表面を薄く削り、付け爪のように薄いセラミックを貼り付ける治療法です。歯の切削量が少量のため天然歯にかけるダメージも少ない治療法です。
  • 変色(黒ずみ)が濃い場合は透過するため、効果が認められない場合があります。また、ラミネートベニアには脱離・チップ(破損)のリスクが伴います。

セラミッククラウン

  • 110,000円〜160,000円
    税込121,000円〜176,000円
  • 歯を大きく削り、セラミックの被せものをする治療です。セラミックは透過性に優れており、技工士により審美性を高めた補綴は、天然の歯と区別がつかないほど精巧作成されます。
  • ただし、セラミックの歯は脱離・チップ(破損)のリスクが伴います。

【2】黄ばんだ歯や着色の原因

歯のエナメル質の下にある象牙質は、もともと少し黄色っぽい色をしています。そのため、エナメル質はその黄色みを透過し、少し黄みがかった白い歯が天然の歯の色となります。しかし、「以前より黄色みを帯びてきた・茶色っぽくなってきた」と思ったら、それは経年による象牙質の変色(濃くなってきた状態)か、ステインによる着色があるのかもしれません。

私達が普段から何気なく口にしている食べ物や飲み物には、多くの色素やステインが含まれています。それらを毎日口腔内に摂取することで、少しずつ黄色くなってしまうのです。

汚れであれば、通常歯磨きで落ちますが、ステインは色素がエナメル質表面の膜と結びついてできるため、自身で落とすことは困難となります。

黄ばんだ歯の治療法

PMTC

  • 30,000〜50,000円
    税込33,000〜55,000円
  • 歯科医院で行う専門的な歯の清掃です。ステインを落とすことでもともと歯の色が現れます。白さだけでなく、歯の清潔さという意味でも効果的な施術です。
  • 汚れや着色・歯石などを除去することはできますが、もともとの歯より白くすることはできません。

ホワイトニング

  • 35,000円~
    税込38,500円~
  • 特殊な薬液によって歯の表面を白くする施術です。自宅で行うホームホワイトニングと歯科医院で行うオフィスホワイトニング、両方を行うパーフェクトホワイトニングと種類も豊富です。
  • ホワイトニングで白くなるのは天然歯のみで、結果には個人差があります。また、知覚過敏によりしみる症状が出ることがあります。

【3】歯に出来た白い斑点のお悩み

歯に出来た白い斑点をホワイトスポットといい、その正体は「初期のむし歯」もしくは「エナメル質形成不全」という病気です。初期のむし歯の場合、しっかり歯磨きをしていれば再石灰化により治癒する可能性もあれば、むし歯が進行していくこともあります。幼い頃から白い斑点がある場合はエナメル質形成不全の可能性が高いということになります。

どちらにしても痛みを伴うことはないとは思いますが、見た目の問題で気にされる方はたくさんおられます。白い斑点後用に関しては、むし歯であれば保険を使用した治療がかのうですが、見た目の解決を目的とした治療の場合、保険を適用することができません。

ホワイトスポットの治療の3つの選択肢

アイコン

  • 30,000円(2歯迄)
    税込33,000円
  • 特殊な薬剤を使って歯を表層1層のみ削ってホワイトスポットを目立たなくするほとんど削らない治療法です。
  • 適応には限りがありますので、診査・診断により治療の可否を判断する必要があります。

ダイレクトボンディング

  • 30,000円(1歯)
    税込33,000円
  • ホワイトスポットを少し削り、樹脂によって削った部分を埋めていく治療です。切削量も少なく、見た目にも治療痕が目立たない治療となります。
  • ダイレクトボンディングは永久的な治療ではなく、脱離・破損のリスクがあります。

ラミネートベニア

  • 100,000~130,000円
    税込110,000~143,000円
  • 歯の表面を薄く削り、付け爪のように薄いセラミックを貼り付ける治療法です。歯の切削量が少量のため天然歯にかけるダメージも少ない治療法です。
  • ラミネートベニアは脱離・チップ(破損)のリスクが伴います。

すきっ歯のお悩み

前歯の隙間のことを「正中離開」と言い、歯の隙間が大きな不正咬合のことを「空隙歯列と言います。空隙歯列は、すき間があってもしっかり噛み合っていれば問題がおこらないこともありますが、顔の中央に黒いすき間が見えることから、コンプレックスを感じている人はたくさんおられます。また、歯にすき間があるため食物が挟まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高くなることも考えられます。

当院に来られるすきっ歯のお悩みのほとんどが、「見た目」を気にされてご相談に来られています。他にも歯にすき間があると「喋っていると歯のす間から唾液が飛ぶ」「空気が抜けて発音に影響がある」など、見た目ではないにしてもコンプレックスが原因となり治療を希望される方多くおられます。

すきっ歯の治療はハードルが高い?

一昔前までは、すきっ歯の治療に「全体矯正」を進められることもありました。今でも全体矯正はすきっ歯の治療の選択肢の一つではありますが、わずか数ミリのすき間のために、ブラケットという装置やワイヤー付けるのには抵抗があるという方も少なくありませんでした。

しかし現在では、歯のすき間を埋める治療(永久的な治療ではないことが多いですが)や、大掛かりな装置をつけなくでも歯並びを整える方法が開発されたことにより、「すきっ歯治療」を希望される患者様がかなり増えてきています。もちろん、すきっ歯に対して歯科医師側が考える最も適した治療は「歯列を矯正すること」ですが、急ぎで一時的な治療や、どうしても矯正ができない方にとっても可能な治療法もありますので、お気軽にご相談下さい。

すきっ歯の治療の3つの選択肢

マウスピース矯正

  • 400,000円〜
    税込440,000円〜
  • アライナー(マウスピース)を使った矯正で、目立たず取り外しが出来る矯正装置による治療です。すきっ歯の場合、iGoシステムという部分的な矯正が可能な場合が多いです。
  • マウスピース矯正は規定の時間装着できなければ計画通りに歯が動きません。

ラミネートベニア

  • 100,000~130,000円
    税込110,000~143,000円
  • 歯の表面を薄く削り(削らない場合もあります)、付け爪のように薄いセラミックを貼り付ける治療法です。歯の切削量が少量のため天然歯にかけるダメージも少ない治療法です。
  • ラミネートベニアは脱離・破損のリスクがあります。

ダイレクトボンディング

  • 20,000円〜30,000円(1歯)
    税込22,000円〜33,000円
  • 歯のすき間を樹脂によって埋める治療法です。最短1〜2回で治療が終わため、結婚式やパーティなどイベントに合わせて一時的な治療として行うことが可能です。
  • ダイレクトボンディングは脱離・破損のリスクを伴います。

歯と歯茎の境目の色

歯と歯ぐきの境目に黒っぽい着色ができている状態を「ブラックマージン」と言い、原因は補綴物(被せ物)の適合が悪くなってしまっために現れる症状です。これは被せ物が劣化しているわけではなく、自身のお口の状態が変化していることが理由です。個人差はありますが、歯肉は歳を重ねるほど少しずつ退縮していきます。そのため、過去に治療した被せ物の縁は徐々に歯肉から離れてしまいます。

また、ブラックマージンは保険の歯のように金属を内側に使っている場合、歯肉の後退により露出してしまう場合もあります。いずれにしても、歯ぐきが下がり、被せ物の状態が悪くなってきているサインですので、当院では再治療をおすすめするようにしています。

「ブラックマージンの周りが臭い」「差し歯が浮いたような気がする」など違和感を覚えることがあれば、歯周病やむし歯が進行している可能性もあります。

ブラックマージンの怖い点

ブラックマージンは、痛みを感じることがないため、ある日突然「黒っぽくなっている」と気づくこともあります。黒くなるのは、歯ぐきの中に生息する歯周病菌が出す色素によるものと言われており、すき間からむし歯や歯周病になるリスクが高くなることもわかっています。怖いのは、被せ物をしているということは神経のない失活歯ということです。失活歯には神経がありませんので、すき間からむし歯や歯周病が進行していても、痛みを感じないので気づかないことです。治療歯と歯茎にすき間がでてきているのを見つけたら、まずは担当医にご相談下さい。

ブラックマージンの治療法

前装冠の再治療

  • 6,000円程度
    (保険診療3割負担の場合)
  • 保険による再治療です。
  • 前装冠は使用する金属や劣化が早いためブラックマージンの原因となることもあります。

セラミッククラウン

  • 110,000~160,000円
    税込121,000円〜176,000円
  • セラミックによる再治療です。見た目も天然の歯に近く・ブラックマージンリスクも比較的低いと言われています。
  • セラミックの歯は脱離・破損のリスクを伴います。

歯の治療による金属アレルギー

金属の修復物による歯の治療時のご注意

歯科材料の金属によるアレルギーと回避方法

アレルギーとは、ある特定の物質に過敏に反応する状態で、免疫反応が関係するものをいいます。花粉症や、アトピー性皮膚炎などが代表的な例で、日本人の約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。そして歯医者で関係してくるのが金属アレルギーです。金属アレルギーは歯の詰め物や被せ物などに使われる合金が原因となるもので、主に皮膚にその症状は現れやすいと言われており、予備軍も含めその数は1,000万人にも上り、日本人の12人に1人が金属アレルギーを持っていることになります。

アレルギー自体の症状も問題ですが、もっと深刻な問題は、歯に金属を使われてからすぐに症状がでず、数年後アレルギーの症状が出始めることにあります。
歯の補綴物によって金属アレルギーになった場合、特に症状が出やすいのが「手」と言われており、これらの治療には皮膚科によるアレルギーパッチテスト(保険で約3000円前後、自由診療の場合1万円前後が平均的な費用です)で原因を特定した上で、金属を使わない「ノンメタル治療」が有効的です。

通常の状態

歯科金属によるアレルギー

金属の修復物による歯の治療時のご注意

保険治療で使用する金属 パラジウム合金
保険治療で使用が認められている銀色の金属です。
ニッケルクロム合金
パラジウムよりもアレルギーリスクが高い合金です。
アマルガム
ひと昔前の歯科治療で多く使われたアレルギーリスクの高い水銀です。
銀合金
銀のアレルギーは低いとされますが、合金にアレルゲンが含まれます。

金属製の詰め物・被せ物による見た目の影響

ノンメタル治療を行なうことで、メタルタトゥーという歯ぐきの黒ずみを防ぐことも可能です。さらにノンメタル治療はアレルゲンを排除し、天然の歯に近い治療をすることが可能です。

メタルタトゥー

インプラントとその他の欠損補綴

ブリッジや入れ歯との違い

入れ歯

入れ歯の長所

  • あらゆる欠損状況に対応しています

入れ歯の短所

  • 食事の度に、取り外して掃除が必要。
  • 噛み心地が悪く、固い食べ物では咀嚼に苦労します。
  • 違和感を感じます。
  • 発音が上手く出来ません。
  • バネや床が着くため見た目に良くありません。

入れ歯の短所治療回数

  • 2~5回

ブリッジ

ブリッジの長所

  • 両サイドの歯がしっかりしていれば、確実な治療が出来る。
  • 固定式のため違和感がありません。
  • 1~2ヶ月程度で、歯がはいります。

ブリッジの短所

  • ブリッジを固定するために健康な周りの歯を削る必要があります。
  • 周りの歯に負荷がかかるため、長い目で見ると歯の寿命が短くなります。
  • 発音に問題が生じる場合があります。

治療回数

  • 4~7回

インプラント

インプラントの長所

  • 自分の歯と同じような感覚で噛む事が出来、食べ物の感触がよくわかります。
  • 周りの歯を傷つけません。
  • 見た目は自分の歯とほとんど同じようにきれいに仕上がります。
  • インプラントが顎の骨に力を加えるので骨が痩せるのを防ぎます。

インプラントの短所

  • 保険が適応されません。
  • 歯を抜くのと同程度の処置が必要です。
  • 入れ歯やブリッジより、治療に時間がかかります。(2~6ヶ月)

治療回数

  • 3~7回

決定的な違い

インプラントが入れ歯・ブリッジと決定的に違うところは、単独で歯と同じ役割を果たすため、隣り合う歯や噛み合う歯への影響が少ないことです。残った歯の延命に寄与できるということは、論文でも取り上げられています。高橋 慶壮(2016) 歯周炎患者におけるインプラント周囲炎の病態と治療法 日本歯周病学会会誌 58,236-253

どの治療が良いの?

欠損補綴(歯が抜かた後の治療法)においては、歯科医師は上記の3つを説明する必要があります。実際どの治療が良いのかは、ご自身でカウンセリングを受けてご判断下さい。中には、義歯が合う方もおられれば、ブリッジを希望される患者様もおられます(天然歯を大きく削る場合はお薦めしません)。また、自由診療であれば良い義歯もあれば、白いブリッジもあります。それぞれのメリット・デメリットを説明した上で、歯科医師側が考える良い治療法と複数の選択肢をご用意するのが当院の方針です。ご自身にとって「良い」と思われる選択をして頂ければ、当院はその治療に最善を尽くします。

インプラント無料相談

インプラントについて何でもご相談下さい。

笑顔でお答えします

  • 「インプラントってどんなもの?」
  • 「自分にも出来るの?」、「費用 は?」、「痛いの?」
  • 興味はあるけど、よく分からない。

など、インプラントに関していろいろな悩みや疑問がある方、お気軽にご相談下さい。
ご相談内容に対して出来る限りわかりやすく、資料や図を用いて説明します。

無料カウンセリングを受けて頂いたからといって、必ず治療をしなければならないということはありません。
まずは、お気軽にご相談下さい。

お電話または簡単WEB予約からの予約が可能です。ご予約時に「インプラント無料相談希望」とお伝え下さい。(ネット予約の場合は備考欄に「インプラント無料相談希望」とご入力下さい。)

お時間は1時間程度(歯科医師との相談は30分程度)となります。
ご家族や恋人、ご友人とご一緒に起こしいただくことも可能です。ただし、カウンセリングルームでお話するにはご本人様を合わせて2名程度となります。

無料相談で出来ないこと

  • セカンドオピニオンは別途有料となります。
  • 相談中に治療行為あたることは出来ません。相談後に治療ご希望の場合、診療台に空きがあれば治療開始可能です。
  • 同じ内容での複数回のご相談予約はお断りすることがあります。

治療をするかしないかは、ご自身でじっくり考えて下さい。もちろん「インプラント治療をしない」という選択肢もありますし、「他の治療」をご希望された場合も対応可能です。

金属アレルギーのパッチテストについて【医科歯科連携】

金属アレルギーかな?と思ったら

金属アレルギーの診断は歯科ではできません。パッチテストに関しましては、皮膚科等への受診が必要となります。アップル歯科クリニックでは、ノンメタル治療をご希望される患者様で、パッチテストをされておられない患者様には提携している皮膚科への紹介を行っております。メタルアレルギーの治療時は、今ある金属を口腔内で削る事もありますので、一時的にアレルギーの症状が強く出ることがあります。その際にも、皮膚科の受診・もしくは投薬が必要となりますので、かかりつけの皮膚科がない場合は、提携皮膚科をご紹介させていだきます。検査は皮膚科にて行って頂きます。

提携皮膚科

はる皮フ科クリニック
明石市大久保町ゆりのき通2丁目2-4 INUIゆりのき通BLD 2F
院長 森田 康先生

電車で行かれる場合
JR大久保駅より南へ徒歩3分
バスで行かれる場合
TACOバス 「ゆりのき通2丁目」下車すぐ
お車で行かれる場合
明姫幹線「明姫大久保」交差点北へすぐ
イオン明石【2番街】向かい
駐車場はイオン駐車場をご利用ください。

マップ

はる皮膚科の診療時間
午前/午後
午前9:30~12:30
午後16:30~19:30
  • ●は短縮 13:30~16:30
  • 診療受付
  • 午前診療  9:15~ 夜間診療 16:00~(土曜午後 13:15~)
  • 休診日 木曜午後、日曜・祝日
  • ホームページ http://www.haru-skinclinic.com/

インプラント治療の流れ

手術から最終歯が入るまで

精密検査が終われば、手術までに歯周病の治療や口腔内を衛生的に保つための治療を行います。「そんなのはいいから」と思われる方もおられますが、インプラント手術は外科治療を伴うため、菌からの感染リスクを下げる必要があります。そのため、この工程は非常に重要な治療となります。

手術からの流れ

STEP1

インプランターという切削機を使って、インプラントを埋入する穴を開けます。
病巣がないなど、骨の状態が良い方は抜歯痕を利用して埋入する穴を開ける抜歯即時埋入という方法を選択することもあります。

STEP2

埋入するインプラントの経や長さ、角度などは予めCTなどの精密検査資料から計算し、治療計画を立てておきます。
治療計画に沿ってインプラントを埋入します。埋入後は縫合し、1週間後に抜糸します。
※フラップレス手術の場合は縫合と抜糸はありません。

手術

STEP3

インプラント体を埋入後は、先端をキャップで覆い、固定されるまで2~5ヶ月待ちます(免荷期間)。
免荷期間は経過チェックや、お口の状態が悪くならないようにクリーニングに起こしい頂くこともあります。
免荷期間中、前歯など日常生活に支障を来すような場合は仮歯を着けて過ごします。

手術

上部構造物(人工の歯)の作製

STEP4

骨とインプラントの安定を確認し、問題がなければキャップを外してアバットメントを装着し、被せものの型をとります。型取りの後は仮歯を作成し、色味や咬み合わせを整え最終歯の作成に入ります。

手術

STEP5

土台の上に出来上がった人工の歯を装着します。
微妙な調整や色味の確認を行い、問題がなければ治療終了となります。

手術

完了後は

STEP6

インプラントを長持ちさせるには、自分の歯と同じような手入れが必要です。
日本歯周病学会会誌、「歯周炎患者におけるインプラント周囲炎の病態と治療法」という論文にも「インプラント治療後のメインテナンスおよび残存歯のSPTが重要になる。」(※1)と示しています。ブラッシングはもちろん、4ヶ月に一度の定期検診を受けてください。

手術

インプラント治療後のメインテナンスおよび残存歯のSPTが重要になる。

歯の根を残す最後の砦「MTAセメント」【自由診療】

歯の根を残す治療

歯にはそれぞれ「神経」とも呼ばれる歯髄というものが存在します。むし歯で歯のエナメル質や象牙質が侵されると、むし歯はこの歯髄に達します。むし歯が歯髄に達すると、激しい痛みを伴いながら歯髄が侵食され、歯髄炎や根尖性歯周炎という病気になり、治療が困難になっていきます。

通常、むし歯が歯髄に達すると、この歯髄を取る「抜髄」という処置がなされますが、歯髄を抜いた歯は「失活歯」という活動をしていない歯になってしまいます。数年後には治療が終わっていてもある日突然割れてしまうこともあります。また、生活反応を示さないため感染に弱く、二次カリエス(むし歯の再発)などにもなりやすくなってしまいます。このような場合は、歯を抜かなくてはいけない可能性が高くなってしまいます。
このように、失活した歯は大幅に寿命が短くなります。

MTAセメントとは

しかし近年、この抜髄という処置になる可能性がある歯でも、残せる治療法が出来ました。それがMTAセメントを使った断髄という治療です。断髄とはむし歯が進行したところまでの組織を取り除き、MTAセメントによって蓋をすることにより、神経の生活反応を残したまま保存する方法です。もちろん、全てのケースに適応されるわけではありませんが、歯の神経を残す最後のチャンスとしての治療が可能となりました。
(参考文献:半田 慶介, 安田 善之, 斎藤 隆史 2008年 新規直接覆髄剤としてのMineral Trioxide Aggregate(MTA)について北海道医療大学歯学雑誌 ではMTAセメントは神経を残すのに有効な材料として挙げられています。)

歯科医は歯髄を出来る限り残したい

前述したとおり、生活歯と失活歯では歯の寿命や耐久性、感染に対する抵抗力が大きく異なります。ですから、我々歯科医師としても出来る限り歯髄を残せるようにしたいというのが本音です。最近では、このことをご存知患者様もおられ、MTAセメントによる治療を希望される方も少なくありません。しかし、MTAセメントは万能ではありません。MTAセメントによる治療が可能かどうかは、歯を削り、むし歯を取り除いてみないとわからないこともあります。ですから、MTAセメントによる治療をご希望されても、むし歯を取りきった際に歯髄を残すことが出来ないとうことも可能性としてあることをご理解頂く必要があります。とはいえ、歯の生活反応を残せるチャンスがあるのであれば、私たちは最後の手段としてMTAセメントをご提案することがございます。しっかり説明を聞いた上で、歯の神経を残したいと思われた際にご決断下さい。

MTAセメントによる治療が可能な目安

MTAセメントが可能な目安としては、「自発痛」があるかどうかが一つのポイントととなってきます。自発痛とは、何もしていないときでもズキズキ痛むことです。自発痛が出始めると、むし歯が歯髄を侵食している可能性が高くなり、MTAによる治療が困難となります。MTAがあるからまだ大丈夫と思わずに、歯に違和感を感じたらいち早く歯科に通うこと、または定期検診に通ってむし歯が進行する前に治療をすることが、歯を守る上では最も有効な手段と言えます。

MTAセメントの費用
種類 説明 料金
MTAセメント
MTAセメント
露髄部への覆髄や治療、歯髄保護として主に使用する歯科用セメントを利用して、抜髄せずに神経を残す方法
治療期間…1日、治療回数…1回
※別途補綴の治療機関等がかかります。
税込55,000円
※別途補綴の費用がかかります
詰め物 税込33,000円〜49,500円
被せ物 税込77,000円〜1430,000円

手術時の麻酔について

麻酔医について

当院では、患者様の希望や状態によって、インプラント埋入手術の際に麻酔医を同席させることがあります。
麻酔や全身状態についての専門的あん知識を持った専門スタッフが加わることで、患者様の痛みや不安を取り除き、長時間の治療であってもスムーズに治療を進行することが可能となります。

アップル歯科クリニック 非常勤麻酔医

歯科麻酔医
大下修弘
所属
徳島大学病院 医学部麻酔科医員
資格
歯科医師免許
学会
日本歯科麻酔学会認定医
実績
全身麻酔・1500例、鎮静麻酔・500例以上
※頭頸部領域の手術の麻酔を得意とする

麻酔を使うことによる患者様のメリット(まるで「眠っている間に」インプラント)

メリット

健忘効果のある薬剤を使い、まるで眠っているかのような感覚の中で手術が終わります。さらに健忘効果により手術における外科的な恐怖心や時間的侵襲など、術後はほとんど記憶しておらず、患者様が感じるストレスを軽減します。日本口腔インプラント学会誌では、術中に疼痛を感じたと答えた患者は55名中わずか2名 (3.6%)しかいなかったというアンケートの調査結果が出ています。
この方法では全身疾患の持病を持つ方にも有用性を発揮しますので、より安全な診療環境を提供することが可能になります。
また、専門の麻酔医が患者をコントロールすることにより術者の負担は大幅に軽減され、時間短縮や高い精度の治療を成功させる大きな要因になります。

※1)術中に疼痛を感じたと答えた患者は 55名中わずか2名 (3.6%)しかいなかった

静脈内鎮静法のリスク・ご注意
  1. 静脈内鎮静法は
  2. 鎮静中の嘔吐による窒息を防ぐため、原則として処置時間の4時間前から経口摂取制限があります。
  3. 鎮静後は足元がふらつくことがあります。手術当日は鎮静麻酔が切れた後も乗り物の運転は控えていただく必要があります。
  4. 卵、大豆アレルギーのある方には適応できないことがあります。
  5. 稀に静脈内鎮静法でも嘔吐反射やお痛み・恐怖心が抜けない方もおられ、治療が困難な場合があります。
  6. 鎮静効果・健忘効果の作用には個人差があります。
  7. 静脈内鎮静中でも尿意を伝えることは出来ますが、失禁を防ぐためなるべく飲料の摂りすぎを控え、事前にお手洗いをお済ませ下さい

骨が少なく、インプラント治療が難しい方

骨を作ってインプラント治療を可能にします

インプラント治療ができない理由

インプラント治療を検討されて歯医者で相談された方には「顎の骨が足りないから出来ない」「前歯は出来ない」や「糖尿病」「高血圧」「骨粗しょう症」という理由で治療を断られた方が当院に来られることがあります。

インプラント治療は基本的に自由診療の治療ですので、全ての歯科医院でできるわけではありません。その中でも前歯部のインプラントや骨の量を増やす治療法は難易度が高く、治療できる歯科医院はさらに限られてきます。

同じく、全身疾患をお持ちの方のインプラント治療も難易度が高いため、断られることがあります。

骨造成が可能な歯医者

インプラントを必要とする患者様の多くは、歯周病や抜歯後の経過期間により骨が吸収されているという場合もまた少なくありません。しかし、そのような状態でもインプラン治療が可能な場合があります。中でも前歯部・骨の不足という理由の場合、骨を作る骨造成手術によってインプラント治療を受けられる可能性が大きくなります。

当院は法人理事長を中心にインプラント治療を得意としており、骨誘導再生法やサイナスリフト・ソケットリフト等の骨造成によって多様な症例に対応しています。ですので、骨造成に必要な設備や機器・材料を積極的に導入し、トレーニングを積んだ歯科医師が骨の再生から考えたインプラント治療を心がけています。

インプラント治療で健康的な生活を手に入れましょう

歯が無い状態での生活は食生活の楽しみを奪ってしまうため、生活の質は著しく低下してしまいます。また、日々の楽しみのみならず、歯を失うことで認知症などの発症リスクが上げてしまいます。(※1)

骨造成を成功させることでインプラントを長期的に使用することができ、患者様の生活の質を大きく改善することができます。(※2)一度断られたからと諦められた方、よろしければ一度ご相談にお越し下さい。

参考文献※1)年齢、所得や生活習慣などの影響を取り除いても、歯がほとんどなく義歯未使用の者は20歯以上の者と比較して、認知症発症リスクが1.85倍高くなった。

参考文献※2)補綴主導型インプラント治療を実践するにあたり、多くの症例では、硬組織の増大が必要になる。またその骨造成が成功裏に行われれば、その組織は長期に安定性することが予測される。そして、インプラント治療をおこなった患者のQOLに多大な貢献することになる。

骨造成手術の種類

GBR法(骨誘導再生法)

骨が足りない部分に骨補填材もしくはご自身の別の場所の骨(自家骨)を詰めて、メンブレン膜という特殊な膜で覆います。4〜6ヶ月ほど期間をかけることで、歯槽骨が再生されインプラントを固定することができます。

GBR法は骨が足りない部分の中でも「十分な骨幅がない」「高さがない」部分に適した治療法です。しっかりとした骨にインプラントを埋入することは、インプラントを長持ちさせるための重要な要素になりますので、症状に応じて適切な治療法を選ぶ必要があります。

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ソケットリフト(上顎洞底挙上術)

インプラント体を入れる方向から上顎洞の底部分を押し上げることにより、骨補填材や自家骨を入れる治療法です。

上顎へのインプラント治療は、その上部にある上顎洞へインプラント体が貫通しないようにする必要があります。ソケットリフトは比較的上顎の骨があるが、インプラント体を埋め込むには厚さが足りない場合に適した治療法です。

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サイナスリフト(上顎洞底挙上術)

インプラント体を入れる箇所の側方から上顎洞の底部分を押し上げることで、骨補填材や自家骨を多く入れる治療法です。

サイナスリフトは上顎の骨がとても薄く、インプラント体を埋め込む厚さが大きく足りない場合に適した治療法です。ソケットリフトよりは外科的な侵襲が大きいですが、より多くの骨を作ることができます。

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ネイザルリフト

上顎の前歯部に十分な骨がない場合に、鼻腔底を持ち上げることで鼻の下に骨を作る治療法です。

ソケットリフト・サイナスリフトは上顎の奥歯に利用できますが、ネイザルリフトは骨量が少ない前歯部のインプラント治療に適しています。

リクス・副作用
・傷口が大きくなるため、回復に時間がかかり、術後に腫れることがあります。
・術後に鼻をかんだりすると、鼻水に血が混ざることがあります。
・内出血を伴うことがあります。

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この記事の編集・責任者は歯科医師の岡本大典です。

貸し切り歯医者

通院期間と回数を短縮したい方

貸し切り歯医者とは

通常、歯科医院の治療においては15〜30分のご予約が一般的です。中には、保険の場合は15分程度という歯科医院も少なくありません。アップル歯科では、患者様一人ひとりに丁寧な治療を提供するため、保険治療で30〜45分、自由診療では1時間と、きちんと時間をお取りして治療を行っております。

しかし、これだけきちんと時間を取ったからといって、「治療期間が短縮」されるわけではありません。治療期間を短縮するためには、通常2〜3回かけて行う治療を1回にまとめる必要があるのです。これを可能としたのがアップル歯科の「貸し切り歯医者」です。

治療の進行 1回の治療時間 治療費用
2倍速治療
※1日2時間歯科医師貸し切り
2時間 40,000円(税込44,000円)+治療費
4倍速治療
※1日4時間歯科医師貸し切り
4時間 80,000円(税込88,000円)+治療費
8倍速治療
※1日8時間歯科医師貸し切り
8時間 160,000円(税込172,000円)+治療費
別途鎮静麻酔
※歯科麻酔を手配した場合
100,000円〜(税込110,000円〜)
※内容に応じてお見積りします

※倍速は実際の治療の期間を指すものではありません。1コマを60分として1回にかける費用です。(2時間=2倍速)

※鎮静麻酔は最大3時間までです。

マウスピース型矯正装置(インビザラインGo)による部分矯正

部分的な矯正を目立たず始めたい方へ

インビザラインGoシステム

当院では前歯等の部分的(5番から5番)な矯正に対し、マウスピース型矯正装置を使用するアライン社のインビザラインGoシステムを採用しております。
近年、ワイヤー矯正からマウスピース矯正の需要が増えつつあります。「人に気づかれにくいマウスピース矯正は今まで矯正はしたいけど、ワイヤー見えるのはちょっと」という方にとっては、ハードルの低い矯正装置になります。マウスピース型の矯正装置は従来までのワイヤー矯正に比べ、取り外しが可能で違和感も少なく、歯磨きもしやすいというメリットも手伝い、現在希望者が増えている矯正装置です。

ただし、マウスピース型矯正装置にとって得意な動かし方や、苦手な動かし方というものもあり、適応しない場合や期間が長くなる場合があります。特に全体を動かす矯正となると、使用するマウスピースの枚数も多くなり、その分期間も長いものとなります。しかしこのマウスピース型矯正装置インビザラインGoシステムであれば、ちょっとした前歯の隙間や凸凹、気になる捻転(捻れてはえてきた歯)だけ治したいという方にとって、比較的(全顎矯正と比べて)短期間で終わり、導入しやすい矯正装置と言えます。

マウスピース型矯正装置インビザラインGoの特徴

診断からシュミレーション、矯正開始までが簡単

マウスピース型矯正装置インビザラインGoシステムによる部分矯正の場合、お口の型取りや診断に、口腔内スキャナーというカメラを使った光学印象を使用しますので、苦手な方も多い「型取り」をする必要がありません。また、口腔内スキャナーで読み込んだ情報を元に、その場で部分矯正が可能かどうかをシュミレーションしたり、難易度が高いか低いかなどもすぐに知ることが出来ます。

歯の動かし方

マウスピース型矯正装置は、マウスピースの形状により歯に力を加え刃を動かしていきます。1枚のマウスピースで動く距離は0.25mm程度で、マウスピースを1〜2週間ごとに交換することで歯を動かしていきます。マウスピースを交換したての頃は痛みを感じやすいですが、通常数日で気にならなくなるという方が多いです。マウスピースはまとめてお渡ししますので、歯科医師の指示に従ってマウスピースを装着・交換をして頂く必要があります。
また、歯をより早く動かすためにアタッチメントというポッチのようなものを歯につけ、それをマウスピースに引っ掛けることで正しい方向に強く力が伝わるようになります。矯正治療に年齢制限はありませんので、どの年代の患者様でも使用は可能ですが、年齢を重ねていくと歯の動くスピードが遅くなることが多いです。

全体矯正との違い

全体矯正は臼歯から前歯まであらゆる歯をワイヤーと矯正用ブラケット、あるいはマウスピースにて動かしていきます。一方のインビザラインGoシステムは治療の範囲が前歯〜小臼歯までとなりますので、基本的に奥歯を動かしません。そのため、奥歯の咬み合わせが不安定な方や問題のある方にはすこし不向きかもしれません。
ただし、動かす歯は前歯から小臼歯までですが、マウスピースは全ての歯を覆います。

矯正が始まったら

矯正開始後は、1日20〜22時間の装着を目処に使用していただきます。17時間を切ると歯の動きがシュミレーションから変わってしまい、次のマウスピースが上手く歯に入らなくなることもあります。お食事や間食を摂るときは、マウスピースは外していただいて結構です。食事後はしっかりブラッシングをした上でマウスピースをお口にセットしてください。ジュースやコーヒーなどの飲みものを飲まれるときも外される方が好ましいです。歯磨きが難しい場合は、よくお口をゆすいでからセットしてください。

マウスピース矯正で失敗される方

マウスピース矯正で思う通りに歯が動かなかった、合わなくなったために途中で辞めてしまったという方の多くは、時間通りにマウスピースを装着されなかったことや、しっかりマウスピースが装着されなかったことが原因である場合が多いです。全顎矯正に比べてに短い期間の矯正治療ですので、歯科医師の指示に従い、きれいな歯並びを手に入れましょう。

もっと軽微な歯の移動の部分矯正

インビザライン エクスプレス

インビザラインGoは、主に5番から5番までの審美部位を矯正するマウスピース型矯正装置です。

しかし、矯正し治療をご希望される患者様の中には「1歯だけ治療したい」、「過去に矯正した歯が戻ってきたので軽微な修正をしたい」というご要望の患者様も少なくありません。そんなご要望においては、インビザラインGoより、もっと軽微な治療向けの「インビザライン エクスプレス」プランがご提案可能です。

エクスプレスプランは7ステージまでの短期間・少ないマウスピースによる治療で、場合によっては片顎のみの矯正も可能なプランです。ただし、すべての症例に適応可能なプランではなく、あくまで軽微な歯の移動にのみ適応できます。ご自身の歯並びの状態でエクスプレスプランが可能か、インビザラインGoになるのか等、気になる場合はお気軽に担当医にご相談ください。

マウスピース型部分矯正の費用

種類 説明 料金

マウスピース型矯正装置
(審美部位部分矯正)
インビザラインGo
主に前歯を中心とした5番〜5番までの歯の部分的な歯列矯正を行うマウスピース型の矯正装置です。半透明で、目立ただず、取り外しが可能で痛みもワイヤー矯正より少ないという特徴の矯正装置です。6番目と7番目の歯がしっかり噛み合っていることが適応の前提となります。 (両顎)400,000円
税込440,000円
※ホワイトニング込(希望者)
※マウスピース型矯正装置は調整料が含まれたトータルフィーです。

マウスピース型矯正装置
(軽微な部分矯正)
インビザライン エクスプレス
軽微な部分矯正(1歯〜2歯程度の移動)や矯正治療後の後戻りに対する再治療等に適したマウスピース型矯正装置です。最大7ステージ、追加も1回程度のライトな矯正のプランになります。適応には限りがあります。 税込片顎280,500円 全顎327,000円
※ホワイトニング込(希望者)
※マウスピース型矯正装置は調整料が含まれたトータルフィーです。

義歯の特徴比較

義歯には様々な種類があります

保険の義歯

メリット
  • ほとんどの症例で使用することができる。
  • 保険が適用されるので安価。
デメリット
  • 噛む力が低い。(天然の歯の約10~20%)
  • 何度も調整が必要。
  • 装着時に落ちたり外れたりしやすい。
  • 耐用年数が短い(3年程度)。

コバルト床 デンチャー

メリット
  • レジン床と比べて強度があり壊れにくい。
  • 金属床の中では比較的安価。
デメリット
  • 保険適応外のため費用がかかる。
  • チタン床義歯と比べてやや重い。
  • プラチナと比べて温度の伝わりが若干遅い。
  • 金属アレルギーが起こることがある。

チタン床 デンチャー

メリット
  • 様々な症例で対応が可能。(適応が広い)
  • 親和性が高くアレルギーが少ない。
  • 金属床義歯の中でも最も丈夫で強い。
  • 発音しやすく会話も容易。
デメリット
  • 保険適応外のため費用がかかる。
  • 他の金属床義歯より費用がかかる。

プラチナ床 デンチャー

メリット
  • 様々な症例で対応が可能。(適応が広い)
  • 親和性が高くアレルギーが少ない。
  • 金属床義歯の中でも最も丈夫で強い。
  • 発音しやすく会話も容易。
デメリット
  • 保険適応外のため費用がかかる。
  • 変形しにくいため修理がやや困難。
  • 他の金属に比べるとやや重い。

BPSデンチャー

メリット
  • 金属味がなく味覚に影響しにくい。
  • 修理や調整が金属に比べて容易。
  • 自分の歯ぐきに近い審美性。
デメリット
  • 保険適応外のため費用がかかる。
  • 金属と比べるとやや強度が落ちる。

ノンクラスプ デンチャー

メリット
  • 装着や取り外しが簡単で手入れが楽。
  • 見た目的に金属のワイヤーが見えない。
デメリット
  • 修理が困難なことがある。

各種健康保険を適用した場合の費用について

当院は各種健康保険取り扱い医院です

よく患者様に「敷居が高そう」というお声をいただくことがありますが、ご安心下さい。特別な料金はかかりません。保険診療の場合、点数による料金は決まっていますので、他の歯科医院様と極端に違うと言う事はありません。

患者様が窓口にてご負担いただくのは、保険点数×約10円の1割~3割程度の料金となります。保険診療は治療の他に,初診料(再診料)・検査料・指導料・投薬・加算点数などの点数が加わります。費用につきましては、ご加入されておられる健康保険の種類や年齢等により異なりますので、詳しくは担当の歯科医師にお尋ね下さい。また保険を利用した場合の治療は、治療内容・処置回数・通院回数が細かく決められております。

カウンセリングの中で、患者様の希望やクオリティオブライフを考えた上で、自費治療のお話をすることもございますが、あくまで選択肢の一つであり、どの治療法にするかは患者様にお選びいただいております。

保険を使って治療するか、自由診療にするかは、ご相談の上患者様にお選び頂いております。保険診療も自由診療も、全力で治療に望みますのでご安心下さい。

電子マネー・クレジットカードでのお支払い

当院では治療費のお支払いに電子マネーをご利用頂けます

ご利用頂ける電子マネー

「Applepay、Androidpay、Quicpay、ID、nanaco、Edy、waon、JCBpremo」などの企業型電子マネーの他、「Kitaca、Suica、Pasumo、toIca、monaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん」などの交通系ICカードもご利用頂けます。

※ご利用はお支払いのみ可能です。チャージ等は出来ませんのでご了承下さい。
※PiTaPaはご利用頂けませんのでご了承下さい。

保険診療でのご使用も可能です。

QRコード・バーコード決済も可能です

ご利用頂けるQRコード・バーコード決済

「楽天ペイ、LINE Pay、PayPay、d払い、au PAY、メルペイ、銀行Pay、WeChat Pay、ALIPAY」などがご利用頂けます。

クレジットカードでのお支払いも可能です

ご利用頂けるクレジットカード

矯正やインプラントなどのお支払いに関しては、クレジットカードの他、デンタルローンや分割払い(無利子)などもございます。お気軽に担当医かトリートメントコーディネーターまでご相談下さい。

インプラント治療で起こり得るリスク

インプラント治療の際のご注意

インプラントは安全性の高い治療ですが、リスクもあります

インプラント治療は自分の歯と同じ様に使用・清掃が可能な成功率が高い治療ですが、リスクがないわけではございません。インプラント埋入手術や治療終了後には、以下のような症状・状態が起こりえる可能性があります。アップル歯科クリニックでは以下の内容を治療前にご説明し、個々の状態に応じて起こりやすいリスクもお話した上で、同意のもとインプラント治療を行ないます。

  • インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉そして歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合もあります。また、近接歯牙、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が避けられない方もまれにおられます。術後、3~4日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、殆どの場合、1週間程度で傷口は治ります。
  • 術中に、歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。
  • 術中に、予定していた骨の量が足りない場合には、追加の骨盛りが必要になることがあります。(治療代5万円)
  • 喫煙、飲酒は正常な治療の妨げとなります。術後1週間は控えてください。
  • 処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなど一時的な副作用が現れることがあります。
  • インプラントが骨結合せずに脱落した場合、当院保証で再治療を行います。ただし原因が、清掃の不良・喫煙・骨の不良な難ケースの場合におきましては、再治療費をご請求いたします。その為治療期間が延びます。保証の内容は以下を参考にしてください。
    インプラント
    +
    上部構造
    手術代 合計 1〜3年
    経過後
    4年経過後
    手術代40%
    5年経過後
    手術代50%
    6年経過後
    手術代60%
    7年経過後
    手術代70%
    8年経過後
    手術代80%
    9年経過後
    手術代90%
    10年経過後
    手術代100%
    ベーシック
    上部構造3年保証
    ¥140,000 ¥200,000 ¥340,000 ¥0 ¥220,000 ¥240,000 ¥260,000 ¥280,000 ¥300,000 ¥320,000 ¥340,000
    スタンダード ¥210,000 ¥200,000 ¥410,000 ¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000
    プレミアム ¥240,000〜
    ¥290,000
    ¥200,000 ¥440,000〜
    ¥490,000
    ¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000
  • インプラント手術は、インプラントを埋め込む骨の状況等など個人差があり、一概に対応年数を論ずる事ができません。
  • インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態(喫煙の有無、喫煙者の協力度、咬合力、咬み合わせ、骨量、歯肉量、歯磨き、メンテナンス)により変化します。
  • 治療中に大きくお口を動かされますと治療が難しくなります。

アップル歯科は、おもてなしの心と最良の医療を提供します。

精密根管治療のQ&A

精密根管治療についてのよくある質問

Q.通常の根管治療と精密根管治療は、具体的には何が違うの?
A.具体的にいうと、道具・薬品や材料・治療にかける時間が違います。精密根管治療では、保険の制度内で行う根管治療では使用するのが難しい材料を用い、マイクロスコープやCTなどの機材を用いて時間と手間をかけて治療を提供することができます。日本の保険制度の枠で治療を行うとなると、どうしても、最新の研究により開発された材料を使用するのがコストの面で難しくなるため、何十年も前から行われている、昔と同じ決まった治療を行うしかありません。(決して手を抜いているわけではなく、限られた時間と材料でできる限りの治療は行います)
精密根管治療では、使用する材料に制限がないため、より高い効果を発揮する材料を使用することができます。また、根管治療では細い針状の器具を用いて治療を行いますが、器具の先端が破折し、根管の中から取れなくなってしまうことがあります。これにより、感染の除去が不十分になり、治療が終わった後に炎症の原因となっることがあるのですが、精密根管治療ではこの器具を患者様ごとに別で揃えることができるので、ディスポーザブル(使い捨て)の器具が使用できます。そのため、何度も滅菌を繰り返している器具を使用する場合と比べ、破折のリスクを軽減させることができます。
複雑な形態の歯の治療を行う場合は、歯に穴を開けてしまったり、細い根管の見落とし防止、歯質を削り過ぎないようにマイクロスコープを用いたり、CTでの分析を行い、丁寧な治療を行うことで歯の寿命が確率的に伸びる治療を提供することが可能となります。
Q.ラバーダムって何?本当に必要なの?
A.ラバーダムは、治療する歯に唾液や汚れが入らないように塞ぎ、舌や頰の粘膜を傷つけないよう守り、お口の中に、治療で用いる薬品や器具が入ってしまうのを防ぐために、治療する歯の周りにつけるゴムの膜です。治療終了後に歯を残していくためには、感染をできるだけ除去することがポイントとなります。せっかく感染を除去しても、唾液が歯に触れると再び感染を起こしてしまうので、治療の効果が薄れてしまいます。そのため、ラバーダムを用いて、感染のリスクを低減することが、治療の成功につながるのです。ラバーダム防湿を行うことで、治療の成果に差が出るという研究結果は多く報告されています。(※1)
Q.根っこの治療する時は、歯をそんなにたくさん削らないといけないの?
A.虫歯の治療や、歯の神経の治療を行う際に、どうしても避けることができないのは、歯を削るという工程です。
感染した歯質には細菌が含まれていて、これを取り残すと、そこから感染が拡大し、歯が溶かされて脆くなったり、炎症を起こして痛みがでます。
これを防ぐため、感染している歯質を削り取る必要があります。
特に、歯の神経の部分が感染している場合は、感染歯髄をすべて取り除く必要があるのですが、そのために、感染していない部分も削らなければ、治療に使う器具が入れられないので、どうしても歯質を削る量が多くなってしまいます。
歯質をあまり削らずに済ますには、虫歯の早期発見、早期治療を行うことが大切です。
Q.神経抜いたのにどうして痛くなるの?
A.歯の神経の治療には治療中、治療後に痛みを伴うことが少なくありません。
神経の治療といっても、大きく分けると二種類あります。1つは、歯髄と呼ばれる根っこの中の神経が炎症を起こしている場合。もう1つは、歯髄が感染により壊死し、その結果、根の先に感染した組織が作られている場合です。歯髄の炎症の場合は、一回の治療では、完全に歯髄を取りきれてないことが多いです。そのため、残っている部分が感染していたり、歯髄を切断した部分から出血がある場合は、治療の後も痛みが続くことや、痛みがひどくなる場合もあります。この場合は神経の治療が進むに連れ、痛みが引いて来ます。また、残っている神経をとると痛みが発生するため、治療の時に麻酔を用いることがあります。歯髄が壊死したのち、根っこの先に感染が起きている場合は、感染している組織を除去し、根っこの先を薬剤を用いて洗浄することで、細菌を取り除くことで治療を行います。根っこの先の炎症が消えるには期間がかかるので、痛みが続くことが多いです。
Q.根っこの先まで触れないと言われました。どういう意味?
A.歯は人の体の一部なので、形に個人差があります。特に、奥歯の根っこが多い歯は、神経の管の数が違ったり、途中で枝分かれしていたり、根っこがうねうねと曲がっていることもあります。そういった、複雑な形をしている根っこの治療を行うとき、根っこの先端まで金属の細い針状の器具が入っていかない場合があります。また、神経が壊死して時間が経っている時は神経の入っていた部分が石灰化して硬くなり穴がふさがっている場合があります。すでに一度神経の治療をしている歯の場合は、治療の時に根っこ方向とは違う向きに穴が空いていることもあり、そういった場合には、器具を入れたい方向とは違う向きに誘導されてしまい、治療を行うのが困難な場合もあります。
以上のように、根っこの先まで器具が入らない時は、治療後に感染が残り炎症が再発する可能性が高いです。全ての症例で、確実に根っこの先まで治療することはできませんが、マイクロスコープやCTを用いたり、感染を再び起こしにくいような環境を作って治療することで、治療の成功率を上げることができます。

※1 参考文献:Van Nieuwenhuysen JP,Aouar M,D’HooreW

BPSデンチャー

精密義歯製作システム

BPSデンチャーとは

BPSとは、Bio-functional Prosthetic System(生体機能的補綴システム)の略で、イボクラール・ビバデント社(リヒテンシュタイン公国)という国際的な歯科材料メーカーが推奨している、世界的に認めてた精密義歯製作システムです。

BPSは一人ひとりのお口の状態をチェックし、顎や筋肉の動き、噛み合わせや発音、笑顔のバランスなどを確認しながら製作していきます。これまでの義歯との決定的な違いは、食べ物を噛んだ時の義歯の位置と咬合力を事前に再現・予測して製作できるということです。

BPSを用いた義歯製作法には,各臨床ステップにおいてさまざまなメリットが存在すると考えられるが,それらをまとめると,1材料や機器によるもの,2術式によるもの,3教育効果や歯科技工士との連携に関連するものの,3つに分類されると考えられる.

BPSデンチャーのメリット

  • 歯科医医院の通院時間が少ない方でも可能
  • 今まで以上に精密な義歯ができる
  • 技工作業工程がシステム化されていため短期間で製作可能
  • 他に比べて発音もしやすい
BPSデンチャーはこんな方におすすめ
  • 今までの義歯に不満がある。
  • 義歯でももっと食事を楽しみたい。
  • 短期間で義歯を手に入れたい。
  • 会話や歌を楽しみたい

費用

  • 400,000円〜600,000円(税込440,000円〜660,000円)
  • 現在のお口の状態によります
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